
上の写真はハムフェア2025が開催された有明GYM-EX。何気なく撮ったものだけど、なんだかいい感じ。東京2020で体操競技に使った会場だそうだ(名前の由来)。
今年もAKCの一員として、出展者としての参加。

これは初日の開場前。私は二日目の出展で、写真は撮り忘れ。
初日の土曜日は、開始直後から大混雑。満員電車のような状況。会場をあちこち回ってみたけれど、どこも非常に混んでいる。時間が経っても混雑状態はずっと続いており、去年より明らかに人出が多い。と思っていたのだけど、hamlife.jpの記事によれば初日は去年より3,000名少なかったそうだ。肌感覚とぜんぜん合わないなぁ。
主催者であるJARLの公式発表によると、初日(23日)は昨年よりも3,000人少ない30,000名、2日目(24日)は昨年と同数の12,000名がそれぞれ来場し、会期中の来場者数は合計42,000名となった。
生成AIに近年の来場者数を調べさせてみた。
近年のハムフェアの出展者数と来場者数について、入手できた情報をまとめて以下の表に整理しました:
年度 初日来場者数 2日目来場者数 合計来場者数 出展者数 2025 30,000名^1 12,000名^1 42,000名^1 199団体^2 2024 33,000名^3 12,000名^3 45,000名^3 185団体^2 2023 31,000名^3 12,000名^3 43,000名^6 145団体^6 ⁂
この数字からすると、今年のほうが出展者数が増えて、その結果、通路が去年よりも狭かったんだろうか?人数はともかくとして、会場が去年よりも混雑していたと感じたのは私だけではなく、多くの人からも同じ話をたくさん聞いた。
さて、写真をいくつか(あまり撮っていない)。

会場へは新橋から東京BRT(バス)で。本数があまり多くないのが難と言えば難だけど、停留所が少なく、乗車時間が短いのが良い(15分弱かな)。


今年は、二日間、行き帰りすべて連結車両だった(去年は一度も連結には当たらず)。定員は113名とのこと。


開場前、9時頃の入場待ちの様子。
まず、メーカブース。


メーカブースの今回の目玉は、出し抜けに発表されたIC-7300MK2かな。IC-7300は2016年1月発売だそうだから、すでに丸九年以上が経過している。売れている機種だし、そろそろモデルチェンジがあっても良さそうだと思っていたところ。CWデコーダ搭載、LANポートあり、発熱低減などの改善が施されている。
CWデコーダは和文にも対応。とは言え、やはり、欧文・和文の(完全な)自動切替えは無理なようで、手動切替え。自動的に切り替えてしまうと「CQ [ホレ] JA1xxx」だと[ホレ]のあとに続くコールサインが和文になってしまうし、和文の終了も訂正も[ラタ]で区別がつかない。単純に符号だけを見ていたのでは欧文・和文の正しい切替えは無理。自動で切り替えるなら文脈を理解するAIの搭載が不可欠だろう。
見た目は現行機とほとんど同じように見えるが、内部はだいぶ変っているそうで、アップグレードには非対応。
発売は年内で、価格は現行機+α程度とのこと。
40年ぶりに出展のユニデンも大きな話題の一つ。とは言え、アマチュア機の発表はなし。懐かしの2020が展示されていた(発売日は1975年だそうだから、50年前)。





このリグは開局当初に縁があってしばらく使っていた(10W機の2020Pだったけど)。そういう事もあって、懐かしさはひとしお。

ユニデンさん、アマチュア機の出展はなかったとは言え、わざわざ出てきたということは何か考えている、あるいは、考えようとして市場を探っているんじゃないだろうか?今後の展開に期待。


続いて、自作品コンテスト受賞作品。


いつも思うのだけど、折角の機会だから動態展示すればいいのにと。それぞれに担当者がつかなきゃいけないだろうから、難しいのかなぁ。
他に目に付いたものなど。

7L1WRKさんのCWデコーダ。なんと、200~2500Hz(だったかな?)をFFTで16分割してそれぞれデコードできるそうだ。CW Skimmerみたいな感じだけど、単独のデコーダとしてこのようなものは他にはないかも。


宮崎大学のブースに展示されていた陶製電鍵。エレキーのマニピュレータと、複式電鍵の切替式。ベース部が陶器製。元々は表札で、その半分サイズ。フルサイズだとさすがに大きすぎると。宮崎大学の無線部のOBの方が、知合いの陶芸家に頼んで作ってもらったそう。
今回、出展ブースはテーマ別にゾーン分けされたので、学生のブースは近くに配置されていた。学生同士のコミュニケーションも取りやすいようだった。全体的にテーマ別のゾーン分けは上手く機能していたように思う。従来のような「どこに何があるかわからない」よりは、この方が良い。

こちらはコヤブボードでお馴染みのJF3KCGさんの楽器式電鍵。一般的なパドルでも操作の硬さが変えられるように、これは弦のテンションで硬さを調整できるようだ。
休憩に成田ゆめ牧場のジェラート。たっぷり入っていたし、とても美味しかった。450円也。

コメント