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MicroVertとGawantの類似性

7MHz帯でJT65をやっていて、あまりの取ってもらえなさにガクゼンとしている。レポートはこちらが概ね-10~-15dB悪い。国内でも海外でも同じくらい。もっといい場合もあるが、だいたいこんな感じ。やっぱり、今使っているアンテナ(1:9バランを介したロングワイヤ)の飛びが悪いのだろう。

そこで、前からちょっと気になっていたMicroVertを調べてみた(「Micro Vert」と間を離すスペルも見受けられる。もちろん、カタカナの「マイクロバート」も)。

国内での総本山(?)はおそらくJA1SCW局のこちらのページ。

「MicroVert」の製作
http://www.ja1scw.jp/hp/HamMVantenna.html

この記事によれば、

マイクロバートはL-Cの直列共振回路で
<中略>
マイクロバートはラジエータ部のパイプ(直列共振回路のCに相当)を適切な長さにして、同軸フィーダの外皮をカウンターポイズとして動作させる事

とある(記事では「外皮」とあるが正しくは外部導体だろう)。

ちなみに、この記事は、こちらの書籍にも詳しく掲載されている。

MicroVertの特徴をざっくりまとめるとこんな感じ。

  • LC直列共振回路
  • 波長に対して極端に短いラジエータ
  • 同軸の外部導体をカウンタポイズとして活用
  • SWRが低い範囲は通常の短縮アンテナよりもかなり広い

あれ?これだけ見ると、Gawantと特徴が非常に似ているじゃないか。

Gawantに関しては、だいぶ実験した。

Gawantもどきの作成
Gawantとは? Gawant1型という知る人ぞ知る面白いアンテナがある。これは、jf1qhzさんが開発されたアンテナで、FT-817に直結させるHF用ロッドアンテナ。トロイダルコアを使ったコイルとポリバリコンで構成されたシンプルなマッチ...

MicroVertはラジエータ自体の静電容量を利用してLCの直列共振回路を構成する。GawantはトロイダルコアによるLとバリコンのLCの並列共振回路にラジエータを付けたもの。

MicroVertは同軸直結だけど、Gawantは共振回路のトロイダルコアでトランスを構成して給電している。

MicroVertは同軸の外部導体をカウンタポイズとして活用する。Gawantは無線機直結なので無線機筐体をカウンタポイズとして使う。

帯域の広さについては、Gawantも同様の結果を得ている

うーん、似ているような、違うような。でも、大雑把に言えば、見た目的には、LC共振回路にしっぽがついた形という点は同じ^^; ちなみに、ラジエータ長は、偶然にも両者とも概ね1.5mが基本。

私の実験では、無線機の筐体をカウンタポイズに使うと感電することがわかったので、別途カウンタポイズを用意している。カウンタポイズを入れるとマッチングに影響が出るが性能は上がる(少なくともよく聞こえるようになる)。

MicroVertもカウンタポイズ(ラジアル)を別に設けた作例もあるようだ。

自作アンテナ マイクロバートアンテナ
http://www.geocities.jp/fbqsoguw/Ham/ANT3.htm

7MHz マイクロバートANT
http://blog.toshnet.com/article/31537020.html

7MHz マイクロバートアンテナの実験
http://t-amc.info/news/2011/2011-08/2011-08-429.pdf

探せばもっと出てくる。

50W送信に耐えられそうなGawantもどきを作って外に出してみるか?

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