PR

釣竿ロングワイヤ – エレメント長を調整

カウンタポイズを付けても良い方向の変化が見られなかったので、エレメント長を変えてみる実験。

まず、元の状態(カウンタポイズなし、接地のみ)。エレメント長は、約17m。

長さを変えると言っても切る方向。そもそも、16.2mの設計に対して約17mにしているのも切ることを見込んでいるため。

取り敢えず、1m強、折りたたんでみた。切るのは簡単だけど、戻すのは難しいので。

ほぼ変化なし。やっぱり切らなきゃダメか。

ということで、1mほど切り詰めた。

あまり変っていない。というか、大きく変ったら困る。よく見ると、6MHzあたりのSWRのディップポイントが6.1MHzから6.3MHzに上がっている。21MHzあたりも同様に少し上にずれている。まぁ、切って短くしたので当然だろう。

さらに1mほど切り詰めた。

またディップ点が少し上昇。

さらにもう1mカット。

7MHzに合せるにはもっと切りたいけど、そうすると21MHzが悪化しそう。また、3.5MHzも良くなっている。ということで、これでカットは一旦終了。

ちょっとだけ、張り方(形)を変更。

うーん、どちらかと言うと悪化。

最初の形と変更後の中間。

まぁ、こんなものか。

各アマチュアバンドでの詳細をとっておく。

3.5MHz

7MHz

10MHz

14MHz

18MHz

21MHz

24MHz

28MHz

50MHz

10MHzだけはどうしても良くならない。14MHzもイマイチ。それでもSWR 2を下回っているが。21MHzは今回の調整前は良かったけど、悪化した。とは言え、1.5以下。28MHzや50MHzも良くはないが、使えないこともない。あ、TS-690の内蔵アンテナチューナって50MHzでは使えないんだった…

とは言え、1:9のバラン(UNUN)と適当なロングワイヤでこれだけカバーできるのだから良しとしよう。


前の記事

釣竿ロングワイヤのカウンタポイズを変更
まずは、前回のチャートを再掲。10m強の接地線の先でアース棒(1m×2本)と6mのカウンタポイズ。これに、14mのカウンタポイズをに変更。しかしながら、場所(ベランダ)の都合で拡げられるだけの長さが取れないので、ぐちゃぐちゃとおいた状態。変...

コメント