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Micsig STO1104CでI2Cをデコードしてみる

STO1104CでI2Cなどのシリアルバスのデコードができるようなので試してみる。デジタルオシロだとこういう木の月いるのは珍しくないけど、これまで使ってみたことはない。

シリアルバスデコードモード

まず、シリアルバスのデコードモードに入る。方法は二つ。一つ目は、操作ボタンを押す方法。電源ボタンの左隣にある「Shift」キーを押してその上のボタンの「S1」または「S2」を押す。Shift状態はロックされる(解除はもう一度「Shift」キーを押す)。二つ目はタッチパネル。画面右下の矢印もどきをタップ。

この状態でさらに「S1」か「S2」キーを押す、または、画面上の「S1」か「S2」をタップするとそれが有効になる。「S1」と「S2」はどちらもシリアルバスでコードモード。二つの設定ができる。

さらにもう一度押すと、デコードの設定画面が表示される。

BusTypeで希望のものを選択(ここではI2C)。SDAとSCLを該当するプローブのチャネルを指定。一方を選べば、他方は自動設定される(有効チャネル数が2の場合。3以上だとどうなるんだろう?試していない)。

これで見てのとおり、下の方にデコード結果が表示される(クリックで拡大)。

シリアルテキストモード

デコードしたテキストをズラッと表示することも可能。

そのモードに入るには、まず、メニューを表示させる。操作ボタンの「Menu」を押すか、画面の下の領域外から上に向かって指をスライドさせる。文章で書くとややこしいけど、スマートフォンにもある操作法と同じ。この画面はスクリーンショットを取れないので写真。

このメニューから「Serial Txt」を選べばテキストデコードしてくれる。テキスト表示なので、波形は表示されない。

このシリアルバスデコード機能、例えばArduinoの出来合いのライブラリを使ってI2C接続するなんて場合はあまりこういうのを見ることはないだろうけど、そういうものを使わずに開発(デバグ)する場合には便利なんだろう。


オシロスコープ
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