Twitterを見ていたら、@edy555さんから新しいファームウェアのリリースのアナウンスがあった。
Just released #NanoVNA firmware 0.6.0
• add marker tracking feature
• make smith value format persistent
• some minor fixes pic.twitter.com/4VLlDShqwW— TT@北海道 (@edy555) January 18, 2020
しばらくバージョンアップはサボっていて0.5.0(太字版)のままにしていたけど、丁度いい機会なのでバージョンアップしてみる(この間に、0.5.4までリリースされている)。
ファームウェアのダウンロードはこちら。
アップグレード手順は、すっかり忘れているので、以前書いた記事を見ながら。
ブログは私の外部記憶。おかげで、すんなり完了。
こちらの記事の手法でも測定。
- TX: 開放、RX:終端
- TX: 終端、RX:終端
S11は上の方(1GHzより上)の特性が改善している。しかし、S21は悪化しているという結果。なお、ハードウェアは無改造の黒版。
それから、今回のバージョンでは、こっそりと2.7GHzまで拡張されているとのこと。
最近のHugen氏のハードだと出力レベルが高くDRに余裕があり、2.3Gくらいまではかろうじて見えるので、こっそりと周波数範囲を拡大してある(上限2.7GHz)。
— TT@北海道 (@edy555) January 18, 2020
周波数上限を2.7GHzに設定してみた。
設定はできる。それ以上はどう判断して良いものやら…。なお、NanoVNASaver 0.2.2では2.7GHzを設定すると測定でハングアップした。
コメント
アオ基板のR13部分パターン変更版が”最近のHugen氏のハードだと出力レベルが高くDRに余裕”では無いでしょうか?
出力オープンでS11,S21以外を消して2.7GHzまでのスクショを見たいです。phaseとvswrを消せばすっきりすると思います。S21が-30dBくらいなので、コンデンサ改造をすれば-40dBは行けるような気がします。
このNanoVNAは去年の10月に入手したものですので、それほど新しいというわけでもないと思います。
https://www.jh4vaj.com/archives/13953
改造と測定を行いました。
https://www.jh4vaj.com/archives/15756