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uBITX、送信でのポップノイズ

uBITX(v3)の送受切替えによって激しいポップノイズが生じることは、先日、実際に確認した。

uBITX、送信出力、ポップ音
仮ケース uBITX、仮組みのままだと、さすがに何をやるにもやりにくいし、壊しそうなので、とりあえずの仮ケースに入れた。100円ショップの「食品用シール容器」。3リットルの大きいもの。 配線はグチャグチャ。実験のために仮に固定しただけという...

新バージョン(r4)では、この対策が受信部に追加されている。

A 2N7000 is used to mute the audio from the signal path while transmitting. It prevents thump of the T/R circuitry from getting into the speaker output.

uBITX v5 – Archived – HF SIGNALS

これにある通り、その対策はスピーカ出力に対してのもの。

では、送信ではポップノイズは生じないのか?つまり、ポップ音は送信されないのか?

ということで、確認。マイクのPTTを使うとマイクから拾った音と区別がつかないので、マイクプラグを抜いて、PTTラインを直接GNDに落として送信状態にする。これで他の無線機で音をモニタすると、「チュルッ」というような小さな音が確認できた。送信に切り替わるタイミングで入る。受信に戻るときには聞こえない(uBITXのスピーカからは、送信に切り替わるときにも受信に戻るときにも大きな音がする)。さほど大きな音ではないけれど、気持ち悪い。送信側も対策を入れた方が良さそう。r4も送信側の対策はなされていないので、同じじゃなかろうか?


その後、再確認したら、送信でのポップノイズは確認できなかった。違う点といえば、IFフィルタの帯域幅可変の実験のために、Cを外したことだが…。これが関係しているんだろうか?

uBITX、IFフィルタの帯域幅可変実験~その2
前回の実験で、IFフィルタの帯域幅を変化させられることは確認できた。 しかし、考えてみると、これでは元の回路(コンデンサ)にバリキャップ分が必ず追加される。バリキャップの容量はゼロにはできないため、これでは元よりも帯域が狭くなってしまう。こ...
無線機
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