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PCBGOGOでプリント基板を作ってみた

PCBGOGOからプリント基板作成レビューのオファーを頂戴したので作ってみた。

発注

まず、設計自体はいつも通りKiCadで。KiCadにはPCBGOGOの公式プラグインがある。

これをクリックするだけで、一気に注文画面に行ける。

ところが、100x100mmで設計したものが100.15×100.15mmと認識されてしまう。そのため、基板製造費の見積りが$25.00。

プラグインを使わずにKiCadででガーバーを出力して、それをアップロードすればちゃんと100x100mmと認識され、見積りは$5.00。

想像だけど、PCBGOGOのプラグインだとインチで出力されるのかも。それをアップロードした先でmmに変換して誤差が生じているのでは?

また、プラグインを使うと手元にガーバファイルが生成されないのもちょっと不満。プラグインに頼らずに、普通にKiCadでガーバを生成すればOK。

それはそれとして、今回は、実験用の基板と、以前他社で作ったことのある基板を作ってもらうことにした。

100x100mmまでの2層、5枚は$5。100mmを超えるとだいぶ高額になる。この他に送料。

受取り

製造依頼から5日で到着(DHL)。ものすごく早い。

ICはSOP-8(1.27mmピッチ)。文字は1x1mm。

仕上りは滑らか。他の格安製造業者と比べてちょっと違う手触り感。特に端面。磨いているのかな?

レジスト色はちょっと濃い目かな?下になっている方が他社製、上に乗っている方が今回のPCBGOGO製。この程度は違いのうちには入らないだろうけど。

動作テスト

とりあえず、簡単な方。コネクタを一つ付けるだけ。

ものは1200MHz帯用のツインデルタループアンテナ。

特性を測定。黄がSWR(0.1/div)、青がレジスタンス(10Ω/div)、赤がリアクタンス(10Ω/div、中央が0Ω)。なかなか良い感じ(周囲の影響を受けるので、自分が動いたりするだけでも変化する)。

新規ユーザ向け: $1、送料無料

新規ユーザは基板製造料金$1、かつ、送料無料で試せるとのこと。詳細はこちらのページ

自作
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