JT65やFT8で交信成立とみなすタイミングは?

コンディションの変化やQRMの発生・悪化等でQSOが尻切れになってしまうことがある。JT65やFT8といったモードでもそれは珍しいことではない。

では、どのタイミングまで進んだら「交信成立」と見なすのだろう?下の表はWSJT-Xによる標準的なQSOシーケンス。

CQ局呼出局
1CQ JA1aaa PM95
2JA1aaa JA2bbb PM85
3JA2bbb JA1aaa -12
4JA1aaa JA2bbb R-15
6JA2bbb JA1aaa RRR
7JA1aaa JA2bbb 73
8JA2bbb JA1aaa 73

コールサインは架空のもの。グリッドロケータやレポートも便宜的に付けた。言うまでもないとは思うが一応。

このシーケンスでどこまで行けば「交信成立」?人によって違いそうな気がしたので、こういうときはTwitterアンケート^^

まずは、自分がCQを出す側。

最初に断っておかなければならいのは、選択肢の意味がわかりにくく、誤回答もそれなりに含まれるであろうということ。「CQ送信」で「QSO成立」なんてありえないので、誤回答か、操作ミスか、ともかくそうしたものが含まれている。

と、前置きしておいて。

回答で一番多かったのは、相手からのレポートを受信した後、RRRを送信したタイミング。上のシーケンス表で言えば「6」のところ。相手からの73は受信できなかったものの、互いのレポート交換は確認できたことをもって「QSO成立」とするという方。

次に多いのは、相手からの73が受信できたタイミング。こちらは73を送信する(シーケンス番号8)。ここまでくれば、こちらの「RRR」を向こうが受信できたことがハッキリする。

では、続いて、CQ局を呼び出す側の場合。

こちらは回答が割れた。

相手からのレポートを受信し自分がレポートを送ったタイミング(シーケンス番号4)と、相手からのRRRを受信して73を送ったタイミング(シーケンス番号7)、この二つで「QSO成立」という方がほぼ同数。両者の違いは、相手からのRRRを待つかどうか。

CQ局を呼び出す側の場合は、レポートを送るのは後手になる。相手がこちらからのレポートを受信してくれていればいいのだけど、その応答(RRR)が受信できるかどうか。何度もレポートを再送しても向こうからのRRRが受信できないことがある。向こうは受信できているかもしれない。言い換えれば、向こうはRRRを何度も再送しているかもしれない。CQを出す側がRRRを送出したタイミングで「QSO成立」とするのなら、その相手からのRRRが受信できなくても「QSO成立」と見なすこともできなくはなさそう。なかなか判断が難しい。

さらに、相手からの73の受信(シーケンス番号8)をもって「QSO成立」という意見もかなり多い。確かにここまで見れば間違いはない。

思った以上に、皆さん基準が違うんだなという印象。

アンケートにご協力くださった方々、どうもありがとうございました。

それから、これ以外のシーケンスの場合もあることを付け加えておく。例えば、CQ局を呼び出す場合に最初からレポートを付けるとか、RRRではなくRR73を送って即終了にするとか。特に、パイルアップになっている場合によく見られる。

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