MR100という、ろくでもないアンテナアナライザ

1:9のバランの件、そういえば、アンテナアナライザを持っているので、それで調べてみよう。

最初からこれを出さなかったのにはワケがあって、実に信用ならないから。指示通りにキャリブレートしても、50Ωの抵抗でSWRが1.2とか言ってくるとんでもない代物。

mr100_01

こんな状態だからまともに使えるわけがないのでお蔵入りさせていた。ちなみにこの機種、SARK 100という安価なアンテナアナライザのコピー品らしい。

でも、まぁ、せっかくあるのだから、試してみるだけはやってみよう。

こんな感じで、1:9バラン(UNUN)と450Ωのダミーロードを接続。

mr100_02

こんなインチキっぽい接続だけど、GND側は同軸の網線に直結なので、まぁ、最短といえば最短だろう。

ということで、測定結果。

MHzSWRImp
1.82.1055-j39
3.71.6371+j20
7.11.6554+j36
10.12.4836-j38
14.12.4829-j28
18.13.0121+j25
21.03.2716+j13
24.94.6715+j31
29.04.0718+j33
51.0>1055+j150

と書いたものの、実は、測定値はかなりパタつく(ふらつく)。虚部は+/-さえ入れ替わることも。なので、この値はたまたまそうだったというに過ぎない。文章で書いてもわかりづらいので、ビデオ撮影してみた。

※音声はありません(ダミーの音楽が入っています)

MR100での測定値パタつき

こんな感じ。なお、50Ωの抵抗を直結した場合にはほとんどパタつき(ふらつき)がないことを付け加えておく。マッチングが取れていないほど誤差が大きいという印象。

測定結果に戻ると、やはり3.5~7MHzの範囲はそこそこいい感じで、周波数が高くなるに連れて悪化するのは、前に無線機を使って調べたけ結果と傾向は一致する。

ここで、もう一つ1:9のバランがあることを思い出した。受信用として販売されいたもの。なので非常に小さい。無線機に繋いで試すのは無理だけど、アンテナアナライザなら大丈夫だろう。早速接続して測定。

mr100_03

MHzSWRImp
1.81.2145+j0
3.71.2244+j0
7.11.2142+j0
10.11.2442+j0
14.11.2140+j0
18.11.2538+j0
21.01.3133+j0
24.91.4334+j0
29.01.3334+j0
51.01.6441+j20

こっちの方が圧倒的に良い特性。数値のパタつきも少なかった。測定値の絶対値はあてにならないけど、傾向はそれなりに信じてもよかろう。

そうなると、やはり、使っているコアの問題かな?FT114-43が手に入ったので、近いうちにこのコアで作ってみよう。

しかし、測定器があてにならないのはかなりのストレス。やっぱ、SARK 100を入手しようかな^^;

MR100がどうにも使うものにならないので、SARK100を入手した。 第一印象は、デカイ・重い^^; 面積としてはハガキを一回り大...

コメント

  1. 徒骨亭(JJ1OZZ) より:

    おはようございます。

    このMR100、私も持ってます(^_^;;
    確かに表示はふらつくし、全然あてにならないアナライザですよね。移動運用の際に使えるような小型軽量のアナライザが欲しくて買ったんですが、結局は玩具にしかならない、と判断して普段はガラクタ箱の中に突っ込んであります。

    これの代わりに割りと最近購入したのがKVE-60C。MFJ-223なんかと中身が同じモデルですが、こちらはかなり使い勝手がいいです。今月のCQ誌にもレビュー記事が載っていますね。eBayでも多く出回っていますが、国内の業者さんでも2社ほど扱っているところがあるのでそちらから購入しました。こちらは型番どおり60MHzまでが測定範囲ですが、別途75MHz~520MHzまでをカバーしたKVE-520Aもあるのでそちらも欲しくなってきてしまいました(笑)。

    • jh4vaj より:

      MR100、お持ちでしたか。似たような状況ということで、個体不良ではなさそうですね。安心、ではないですが、納得、いや、納得でもないですね^^;

      KVE60Cってどんなんだろうと思って通販サイトを見てみました。お値段見てやめたやつでした^^;

      SARK 100、いってみます。これならお使いの方も多いようですし。ダメだったら返金・返品請求を念頭に。