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tinySAをtinySA-Appにつなぐと本体のスイープが途中までしか行われない

tinySA ULTRAの画面キャプチャを撮りたくてtinySA-Appにつなぐことがよくある。

しかし、tinySA本体のスイープが途中で頭に戻る現象がまれに発生する。その様子がこのビデオ。

tinySA ULTRA本体でもスクリーンショットを撮ることはできるのだけど(microSDに保存)、画像形式がBMPなので扱いづらい。それに、ときどき横線が入り(画像が一部切れる)、あとで「しまった」ということになったり。

そんなわけで、PCにつなげられるときにはtinySA-Appの画像保存機能をよく使う。これなら画像形式はPNGだし、保存した画像をすぐに確認もできて安心だし。

ところが、上のビデオようになってしまうと測定そのものができなくなるわけで、とても困る。tinySA-Appとの接続を切ればいいのだけど、いちいち切ったりつないだりするのも面倒で。

必ずこうなってしまうわけではないが、RBWを200Hzに設定すると比較的起きやすい。

この問題の解決法をtinySAの作者のErik Kaashoekさんに教えてもらった。やることは、tinySAとの通信の停止。

具体的には、まず、tinySA-AppのUSBアイコンをクリック。

tinySA-App VNA Commsの画面がポップアップする。「Un-paused」となっているスイッチをクリック。

「Paused」になる。これでOK。

tinySA ULTRA本体のスープが途中までしか行われないという問題はなくなり、tinySA-Appで本体画面を表示させることも問題ない。

DiSlord氏版のNanoVNA-Appでも同様(この版のNanoVNA-AppではtinySAともつながる)。USBアイコンが二つあるけど、マウスオーバで「VNA comms」と表示れる方。

このあとの操作方法は同じで、ポップアップした画面でUn-pausedとなっているスイッチをクリックしてPausedにすればOK。

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