NJM2113の発熱 ~ 増幅率を下げる

NJM2113を高めの電圧で動かすと発熱がすごいことに気づいたので、こないだはスピーカに直列に抵抗を入れてアンプから見たインピーダンスを上げて対処する方法を検討した。それについてはこちらの記事。

電源電圧が18Vまで対応しているNJM386BDがディスコンということもあり、電源電圧が5~13.8Vの範囲で使えるアンプICを探して見つ...

この記事を書きながら、ふと、「スピーカに直列に抵抗を入れると音量が小さくなるんだから、そもそも増幅率を下げればいいんじゃないか?」と思いついた。ということで、今回はそれをやってみる。

NJM2113は外付けの二本の抵抗で増幅率を調整できる。今回は、入力の抵抗値を4.7kΩから10kΩに上げてみる。

前回同様、NJM2113の表面温度が60℃を超える時間を測定。

抵抗値 [Ω]60℃を超えるまでの時間 [s]
05
2240
32(22+10)40
47> 120(56℃)
39(47 // 220)> 120(59℃)

期待通り、前回よりも多少良くなる(発熱が少ない)が、ものすごく良いってほどでもない。22Ωの場合は32Ωの場合と同じで、測定を失敗したかも(前回は22Ωでは15sだった)。もっと増幅率を下げてもいいのかも。

特筆すべきは、直列に入れた抵抗の発熱が小さいこと。前回はこの抵抗の発熱も非常に大きかったが、今回は手で触って温かい程度。抵抗の両端をオシロスコープで見たところ、Vrmsで2.3V位だった。この程度なら1/4Wの抵抗で大丈夫そう(2.32/39=0.14[W])。

また、ICの電源ピンに直列に抵抗を入れるというアイデアをTwitterでもらったのでこれも試してみた。100Ωを入れるとICは発熱しないけど、抵抗の発熱がものすごい。あっという間に手で触れない熱さ。それよりも問題は音の立ち上がりがおかしくなる。ニュルンって立ち上がるっていうか。抵抗を10Ωに下げたら音の立ち上がり問題は(聴感上は)なくなったけど、発熱がすごい。ICも抵抗も。ということで、電源ラインに抵抗を入れる方法は見送る。


続き

前回の続き。 NJM2113の外付け抵抗の値を変更して増幅率をもっと下げてみる。 前回は入力部の4.7kΩに上げた。今...
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