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Gawantもどき – 長いワイヤでEFHWとして

波長に対して極端に短いエレメントであることが特徴のGawant。ふと、λ/2のエレメントを使ったらどうなるかと。要するに先祖返りしてEFHWとして使ってみるという話。

手元に10mのワイヤがある。買ったまま使っていなかったもの。

これを使えば、14MHzに対して、概ねλ/2だろう。ちゃんと計算してみよう。波長短縮率を0.97とする。

$$\frac{300}{14}\div 2 \times 0.97 = 10.39[m]$$

10mだとちょっと短いか。切売りのケーブル類って表示よりも多少は長いのが常だし。と思って計ってみたら9.99m…。2mのメジャーで測ったので誤差もあるだろうが。いずれにしても、ほぼちょうど10mと考えてよさそう。40cmほど何か継ぎ足せばいいのだろうけど、面倒なので、取り敢えずこのまま測ってみる。その前に断っておくと、この実験は室内で行ったもの。

まずは、ワイヤ単体。3MHzから30MHzまで100kHzステップでスキャン。

マッチングボックスに繋いでSWRを測定。

ローバンド側。

ほぼλ/2の14MHzもそれ以外もきれいに落ちてくれている。

ハイバンド側。

うーん、14MHzはSWRが高い。18MHzもやや高め。この二つのバンドはローバンド側でもマッチングが取れていい結果だったので、そっちで使えばいいのだろうが。24MHzもちょっと高いが、21MHzや28MHzはきれいに落ちている。28MHzに対しては、1λに近い長さということになる。

室内で適当にワイヤを浮かせた状態での測定なので、屋外ではまた違った結果になるだろうとは思う。

アンテナ
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