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F2Aセミブレークインアダプタの試作 – マイコン編

以前の試作が上手くいかなかったのでその続き。F2Aでセミブレークインを実現するには、PTTのホールドと、トーンの遅延が不可欠。前回は、ワンショットマルチバイブレータ(PTTホールド)とエコーICによるディレイ(トーン遅延)を使って、アナログ的手法でやってみた。機能的には動作してくれるのだけど、無線機をつないで送信すると回り込みでむちゃくちゃになって使い物にならない。そのときの記録がこちら。

そこで、エコーICを使った遅延は諦め、マイコン制御方式でやってみることに。そのために、AVRだのAruduinoだの調べるところからやっていたので随分と時間がかかったわけだけど。

あちこち切ったり貼ったり(基板の裏も)、オペアンプを追加したりと、それなりにすごいことになっているけど、ようやくある程度動作するようになった。

VX-3で送信、DJ-G7で受信。

未確認項目が残っているけど、トーン遅延とPTTホールドは良さそう。どちらも時間は0~1秒程度可変。ビデオはどちらも約0.5秒程度の設定。

元来、F2Aは低周波発振器さえ用意すれば手軽に行えるものだけど、これは仕掛けとしてはそれとは対極的な大掛かりなもの。どうせやるなら徹底的にと色々詰め込んだ。PTTを押したりなどの手間はないので、運用は手軽に行える、はず…。


自作
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