144MHz帯用と430MHz帯用のLPFの実験。
まず、シミュレーション。
LとCは実測データを基に組み立てる。
市販品コイルを測定。
直径3.5mm、線径0.7mmらしい。実測では、内径が3.35mm、線径が0.55mm。ただし、小さすぎて正しく測れ...
空芯コイルの測定に続いて、手持ちの小容量チップセラミックコンデンサを測ってみる。
以前、「タイプ1」相当のL/C測定アダプタを使って測定し...
NanoVNAを使って測定。
まず、144MHz帯用。
これはなかなかいい感じ。事前にコイルとコンデンサを測定しておいたのが役に立つ。350MHz位までは割と素直。それより上で特性がぐちゃぐちゃになるのはコイルもコンデンサもそれぞれぐちゃぐちゃな値になってしまう(見えてしまう)からだろう。まぁ、それでも30dB位は取れているようだ。
続いて、430MHz帯用。
※色が薄いグラフは、CH1(受信ポート)をオープンにした状態のもの。ノイズフロアのチェック用。
こちらは残念ながら上手くいかない。コンデンサは事前測定の結果よりも減らしてなんとかこんなところ。浮遊容量が効いているのだろう。減衰域はともかくとしても、通過帯域での減衰量がやや大きい(440MHzで-0.55dB)。減衰域での減衰量ももっと取れて欲しいところ。コンデンサを変えたりしてもっと追い込みたいけど、手持ちのコンデンサの種類ではとりあえず限界。配線も長いし。なんか、方策を考えよう。
こないだのLPFの実験の続き。
144MHz帯用
今回は、基板を起こしてみた。
シミュレーションデータ再掲。
実際に組ん...