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【無線工学】電波伝搬

電離層

F層: 約200~400km(宇宙)
E層: 約100km(オーロラ、流れ星)
D層: 約80km(大気圏)

上の方が電子密度が高い。E層内にできる電子密度が高い場所がEs層。

電離層による減衰

第一種: 突抜け時
第二種: 反射時

電界強度(自由空間)

等方性アンテナ基準 E0= 30 G Pd [V/m]

半波長ダイポール基準 E0= 7 √G Pd [V/m]

P: 空中線電力[W] d: 送受信点間距離[m] G: 任意のアンテナの利得[dB]

デリンジャ現象

数分から数時間
電波伝送路に日照部
フレア
紫外線・X線の到来 → D層の電子密度の急激な上昇
電離層による減衰は周波数の2乗に反比例(ゆえに高い周波数を使用)
低緯度ほど影響大

フェージング

K形: 気象条件により、大気の屈折率変化に伴い発生(VUHF帯)

電力束密度

S = P G4 π R2 × K [W/m2]   = P G40 π R2 × K [mW/cm2]

P: 空中線入力電力
G: 空中線の最大放射方向の絶対利得
4 π R2: 空間の球の表面積
K: 大地等の反射係数

S = E2377 [W/m2]   = E23770 [mW/cm2]

E: 電界強度

等価地球半径係数

等価地球半径係数K=4/3
大気の屈折率: 上層 < 下層
電波の通路は下方に曲げられる

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