ひょんなことから、JLCPCBでOCSの送料が安くなるキャンペーンをやっていることに気づいたので、ちょっとまとめ。
まず、注文を入れるところまでは普段通り。

この例では、44x44mmの通常の基板で、枚数は5枚。実装(PCBA)も入れている。実装は2枚だけ。
ここで発送方法を選ぶ。

この段階では、最安値がOCS NEPで、$1.00。激安価格だけど、これは以前からある。ところが、ここから問題が起きる。
チェックアウトに進むと…

選択肢にOCS NEPがない…。$1.00で送ってもらえると思ったのに…。
これについては、何か月か前に問い合わせたことがある。PCBA(部品実装)を行うとOCS NEPは利用できないとの回答だった。「OCS NEPの上限は10x10cm、0.6kg以下と記載されている。今回のものはそれよりもずっと小さいし軽い」と食い下がってみたけれど、それでもダメとのことだった。そうであるなら、見積の段階で選択肢に出さないでほしいと伝えたのだけど、これについては改善されていないようだ。
それはそれとして、今回の発注画面をよく見ると、OCS Expressを選択しているけれど、送料が$2.00になっている!元々は$8.52のようなので、$6.52も安い。OCS NEPの$1.00よりは高いとはいえ、$2.00ならバカ安。
よくよく見てみると、Shippinng Special Offer $2.00というのがあって、これが適用されているようだ。

- 月に三回まで
- 期限は2025/12/31
なるほど。今年いっぱいの期限付きではあるけれど、月に三回までは送料が割引になるらしい。最初の見積もりの画面を見ると、DHL Expressも割引になっているようだ($20.17が$13.50)。そこまで急ぐことはないから、OCS Expressで充分。

ということで、部品実装のクーポン$9を使うと、この基板は$6.51で手に入る。もちろん、部品代も込み。部品手配だって、買いに出向けば交通費がかかるし、通販なら送料がかかる。もちろん、部品代もかかる。それを考えれば、かえって安いんじゃなかろうか?部品は手持ち品があったとしても、自分で実装する手間を考えればそれだけでも充分ペイする。
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