JT65へのJT8の被りはフィルタでカット

これまでの経緯は、こちらの記事。

WSJT-X 1.8.0 rc1に設定されている周波数を見ると、FT8はJT65の2kHz下に設定されている。なので、FT8はその2kH...

このJT8からの被りを何とかできないかと思っていたところ、jh8jnfさんからフィルタでカットできるかもしれないとアドバイスを頂いた。

まず、使っている無線機はTS-690。IFの一番上は73.05MHzで、ここのフィルタは固定。その下が、8.33MHzと455kHz。どちらもオプションフィルタを入れてあるので設定を変更できる。これまでは、ウォータフォールで広い範囲を見たいので、8.33MHz、455kHz共に、フィルタは6kHzとしていた。JT65をモニタ中にJT9の信号が見えて便利だから。

ということで、早速実験。結果から言うと、8.33MHzでも455kHzでも、フィルタ帯域を2.4kHzにすれば、FT8からの被りをカットできた。

上のキャプチャ画像、08:07の37秒くらいで8.33のフィルタをを2.4kHzに切替え、その後、08:08の07秒くらいで6kHzに戻した。同様に、08:09の07秒くらいに455を2.4kHzに変更、同37秒くらいに6kHzに戻したもの。フィルタ帯域が2.4kHzの間は被りが起きていない。

以上から、8.33でも455でもどちらでもいいので、フィルタ帯域を2.4kHzにすればFT8のイメージによる混信を除去できることがわかった。

では、8.33と455、どちらを使うのがよりよいか?

まず、8.33側を6kHzから2.4kHzに切り替えたもの。

09:42の30秒あたりから09:44の20秒あたりが2.4kHzに設定した状態。1100Hz辺りにあった被りがカットできている(200Hz付近や700Hzあたりのものも)。このとき、フィルタの下端付近の200Hz以下はザワツキがなくなっている。逆に、上端に当たる2.5kHz付近にザワツキが見られる。

続いて、455側を6kHzから2.4kHzに切り替えたもの。

09:46台が2.4kHzに設定していた状態。1100Hz付近の被りは消えている。フィルタ下端のザワツキはそのままだけど、上端にはザワツキは見られない。

以上、まぁ、どっちもどっちか、という感じ。目的の信号が下端付近、あるいは、上端付近にある場合は、それに応じて使うフィルタを選択するといいかな。