RTL-SDR完成品を買う

HF受信を目論んでRTL-SDRのキットを買ったものの、極小ピッチのハンダ付けで頓挫してしまった。なんとかしたいとは思うものの、やはりどうにもならないので、結局、完成品を買ってしまった。敗北感溢れるが致し方なし。

今回は、AliExpressではなく、ebayで購入。理由は単純に値段。

完成品も色々並んでいるが、一番安い物を発注した。

で、届いたのがこれ。

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中身はおそらくキットのものと同じだろうと、開けてみたら全然違った。

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内蔵しているUSBドングルからして違う。もちろん、肝心のチップはRTL2832なのは同じだけれども、ドングルの作りは別物。これには、無理してチップの足に直付しているなんてことはない。キットの方もこのドングルを使ってくれればきちんと組み立てられるのに…。

それから、キットの方ではコイルを自分で巻いたが、こっちの完成品にはない。あのコイルは、構成的にはLPFだと思う。完成品の方では、アンテナ端子の直ぐ側に、ぐるぐる巻きのパターンが見える。ナスカの地上絵のようだ。裏にもある。これが、そのLPFを構成するコイルか?尚このこと、こっちの方が作りやすい。

それともう一点。キットの方ではHFのアンテナはLPFとトロイダルコアに巻いたトランスを経由してRTL2832の足に直結される。が、完成品の方は、トランスは見当たらず、代りに三本足の半導体と思われるチップを経由している。これはなんだろう?ひょっとしてプリアンプ?

まぁ、ともかくハードウェア的にはそのへんが違うが、ソフトウェア側から見れば同じだろう。ということで、Raspberry PiにつないでいるUSBチューナと交換。SDR#を起動し、アンテナをRTL2832に直結する「ダイレクトモード」を選択しようと思ったが、選択肢が出てこない。

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上の図のように、RTL-SDR (TCP)で設定画面(歯車アイコン)を開くと、設定画面はこうなる。

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本来あるはずのSampling Modeの設定項目が見当たらないじゃないか。

どうやら調べてみたところ、PC直結でなければダイレクトモードは使えないらしい。

ということで、Raspberry PiからWindows機直結に変更。

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デバイスの選択もRTL-SDR (USB)に変更。今度は、Sampling Modeの設定がちゃんとあった。

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Sampling ModeをDirect samplingに設定。Q branchとI branchの二種類があるが、これは、RTL2832のどのピンにアンテナをつないでいるかで選択するらしい。今回のものでは、Q branchで動いた。確実に受信できる中破の放送局の周波数に合わせて、QかIかどっちで受信できるかを試せばすぐ分かる。

これで、なんとか、RTL-SDRでHF帯の受信ができるようになった。

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より安くていいモデルを手に入れたので、これは予備機となった。詳細はこちらの記事。

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