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Sijosae式レールスプリッタ基板

概要

Sijosae Discrete Rail Splitterをモジュール化した基板です。オペアンプを使ったものよりは性能は劣りますが、単なる抵抗分圧よりは正負バランスがよいです。使用できる電流は数十mA程度です。ヘッドフォンアンプなど、ちょっとしたオペアンプ回路で正負電源を使いたいような用途向けです。端子は2.54mmピッチに合わせてますので、ユニバーサル基板に載せれられます。

基板だけです。部品付きのキットではありません。

Sijosae式レールスプリッタについては、こちらの記事もご覧ください。動作原理やシミュレーション、実測をまとめています。

回路図等

回路図ではトランジスタが四つありますが、実装するのはQ11とQ12のセットか、Q13とQ14のセットどちらか一方、二個だけです。EBCのピン配列(2N3904/2N3906等)でもECBのピン配列(2SC1815/2CA1015)でも、どちらでも実装できるようにしたので、このような回路図になっています。部品番号が11から始まっているのは諸般の都合です。気にしないでください。

部品番号定数数量備考
C11, C12220μF2耐電圧は電源電圧に応じて
D11, D121N41482一般的なシリコンダイオード
R11, R124.7kΩ 1/8W以上2リード部品でもチップ部品(2012M)でも可
R13, R1410Ω 1/8W以上2リード部品でもチップ部品(2012M)でも可
Q112N39041Q11とQ12のペアか、
Q122N39061Q13とQ14のペアのどちらかを実装する
Q132SC18151他のトランジスタ(コンプリメンタリ)でも
Q142SA10151使えるはず

R13とR14には大きめの電流が流れます。と言っても、この回路ではせいぜい数十mAがターゲットですから、50mAだとすると10Ωですから25mWです。1/8Wで充分でしょう。仮に100mAだとすると100mWになりますので、1/4Wにしておくほうがよいかもしれません。とは言え、そのような大きな電流を使うのなら、別の方式を検討してください。

トランジスタは、2N3904と2N3906、2SC1815と2SA1015、この二つの組合せで動作確認していますが、他の一般的なペアでも大丈夫だろうと思います。

冒頭にも書いたように、端子間隔は2.54mmピッチに合わせてありますので、ユニバーサル基板に載せられます。

組立に関しては、上の図や基板の印刷に合わせて部品を実装してください。トランジスタはNPN/PNPや端子名を基板裏に印刷していますので確認してください。

念のためもう一度書いておきますが、実装するトランジスタは1ペア(2個)です。2ペア(4個)実装しないでください。実装例の写真も示しておきます(トランジスタの足は長めにしていますが、これは実験の都合です)。

頒布

基板だけです。部品付きのキットではありません。

特殊な部品は使っていません。お手持ちの部品を活用してください。

【注意】

  • 資源の有効活用のため、梱包材は再利用することがあります。ご了承ください。
  • 仕様や頒布価格は予告なく変更することがあります。
  • 本機の組立てや使用による怪我・事故等には責任を負いません。

【頒布】

  • 頒布価格: 100円(1枚あたり)
  • 送料: 100円(普通郵便)、230円(クリックポスト)
  • 支払い方法: 銀行振込

【申込みフォーム】

こちらにご入力いただいたメールアドレス宛に、追って、振込先等をお知らせします。入力ミスのないようお願いします。また、ここにご住所等は書かないようにお願いします。

※これは申込み専用フォームです。申込み以外(問合せ等)には使用できません。

このフォームでお申し込みいただいた時点では、注文が確定されるわけではありません。タイミングによっては、在庫が切れている場合もあります。自動注文システムではなく手動での対応ですので、何卒、ご了承下さい。

Sijosae式レールスプリッタ頒布申込み

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