NanoVNA-H4をPCに接続し、NanoVNASaver 0.3.9でキャリブレーションを行う。
これがキャリブレーション直後(Applyを押したところ)。
接続はTHRUのままでSweepするとこうなる。
見てのとおり、どういうわけか、S21 Gainが0dBよりもやや大きな値になり、かつ、300MHz以上では暴れる。
NanoVNASaverのキャリブレーションは使わずに、NanoVNA-H4本体でキャリブレーションを行ってそれを使うように設定する(NanoVNASaver側のキャリブレーション画面でResetを行う)。
この状態でSweepを実行する。
これだと少しはまとも。上の方は暴れは少なくなり、全体が下駄を履いた格好になることはない(600MHzあたりの暴れが大きい。暴れ方はSweepの度に変る)。
NanoVNASaver 0.2.2でも同様。
NanoVNASaverでキャリブレーションを行った場合。
下駄は履いていないけど、暴れがでかい。
NanoVNA-H4本体でキャリブレーションを行った場合。
暴れは明らかに少ない。
この結果では、キャリブレーションはNanoVNA-H4本体で行うのが望ましいということになる。うーん、以前はNanoVNASaverのキャリブレーションでもこんなことにはならなかったように記憶しているんだけどなぁ…。
コメント