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WSJT-X 2.0、ポータブル表記だとLog QSOでRpt Rcvdが記録されない

また、Log QSO時の不具合に遭遇。相手局のコールサインに「/1」のように、いわゆるポータブル表記があるとLog QSOで相手からのレポート(Rpt Rcvd)が記録されない。

二件発生を確認できたので間違いないだろう。

なお、Gridも空欄になっているけど、これは相手のCQにGLが含まれていなかったため。2.0の仕様?

WSJT-X 2.0のリリースノートによれば、

  1. Compound and nonstandard callsigns are automatically recognized and handled using new message formats.

ということで、2.0ではこうした通常とは異なる形式のコールサインに対応したのようなのだけど、処理がうまく行っていないところがあるのかな。

RC版を含めて、これまで、このような特殊形式(?)のコールサインの局とはQSOしたことがなかった。今回、初めて気づいた。


2.0.1で修正された。

WSJT-X 2.0.1をインストール
WSJT-X 2.0.1がリリースされた。 公式サイトによれば、2.0.1はバグ修正のリリースとのこと。2019年2月22日までに報告のあった問題点を修正したそうだ。 WSJT-X公式サイト Release Notes for Versio...

【追記】

QSOしていただいた方から情報をもらった。ポータブル表記の局同士だと、シーケンスが上手く進まないそうだ。

これについては、マニュアルに記載があった。

7.5. Compound Callsigns

https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx-doc/wsjtx-ma…

Except for the special cases involving /P or /R used in VHF contesting, WSJT-X 2.0 offers no support for two nonstandard callsigns to work each other.

WSJT-X 2.0では、双方が非標準形式のコールサインはサポートしていないとのこと。

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