OTOTENをちょっとのぞいてきた。
どこのブースも、入ったタイミングが悪かったのか、馴染のない音源ばかりで聞いてみても「なんだかなぁ」という感想しか出てこない。むやみに低音が出ているとか、音像がバカでかくてリアリティがないとか、「なんか、歪んでないか?」とか。去年はそうでもなかったんだけどなぁ。結局、写真はほとんど撮らなかった。
オーディオテクニカのアクリル素材のターンテーブル。ぱっと見、ガラスに見えなくもないけど、切削痕があってアクリルだとわかる。

JBL。スピーカの中にDACもアンプも入っているそうだ。前段階でDSP処理して高域・低域に分けてそれぞれDACへとの流れ。もっと小型のスピーカでもものすごい低音が出ていてたのだけど、それはDSPを使ってスピーカに合わせたイコライジングを行っているとのこと。たしかにすごいんだけど、これは一般住宅で聞く音じゃない。ホール用とかだなという感想。

NHKのブースもあって、ここが面白かった。放送開始100年とのことで、当時の鉱石ラジオ。


AS-3001のカットモデル。よく残っていたなぁ。

最初のPCM録音装置の動態展示。当時の録音(Billy Harper、NY録音)が元気に鳴っていた。14ビットだそうだ。これが見られた(聞けた)だけでも行ってよかった。






あと、ステレオ放送の実験放送の再現展示もあったのだけど、写真を撮るのを忘れてしまった。
あ、それと、台湾メーカのスピーカが出ていた。ここは普通に安心して聞ける音だった。なぜか五木ひろしがかかっていて、いい感じで鳴っていた。
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