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UV-K1 F4HWN Fusion版ファームウェアの Fox hunt / Beacon を試してみる

F4HWN版のファームウェア(Fusion edition — いろんな人のファームウェアを統合したものということらしい)では、バージョン5.8.0からFox hunt / Beacon機能が加わっている(現時点でのバージョンは5.9.0)。ARDF用の機能のようで、ARDFはやったことはないけれど、機能として面白そうなのでどんなふうに動くのか見てみる。

この機能のマニュアルはこちら。

また、開発者ご本人による解説はこちら。6:00あたりからがこの機能の説明。

Nouveau firmware F4HWN v5.8.0 Edition 🔥 Fusion !
🇫🇷 Bonjour à tous,Dans cette vidéo, je vous présente la version 5.8.0 du firmware F4HWN Edition 🔥 Fusion.Cette version a…

では、マニュアルに沿って、この機能の呼び出すためにボタンのどれかに割り当てる。

ここではF2ボタンの長押しに割り当ててみた。これで、F2ボタンの長押しでFox hunt / Beacon機能が起動する。起動画面をキャプチャしようと思ったのだけど、なぜかUV StudioのでLive viewできないようなので省略(上記のマニュアルでは画像が貼り付けられているのだけどなぁ…)。

Fox hunt、つまり、受信でできる機能(ボタン割当て)をざっくりまとめる(詳細は上記マニュアル)。

  • 1: Sメータ/信号履歴チャート切替え
  • 2: 音声(無音 → ガイガーカウンタ風ビープ → 受信音 → 無音…)
  • 3: アッテネータ(数段階の切替え)
  • M: ピーク値・最小値等の表示リセット
  • サイドボタン: Beaconモード起動
  • F長押し: 操作ロック(Baconモードに遷移しないように)

Beaconモードでは、送信時間や休息時間などの設定ができる。詳細省略。

実際に動かした様子がこちら。

まず最初は受信。ADRF用の送信機は持っていないので、代用としてハンディ機。ADRFの規定では144MHzはA2AかF2Aを使用するということになっているが、どうやら実際に使われているのはA2Aのようだ。ハンディ機だとF3Eだけれど、まぁ、信号の強度を見るだけなら使えるだろうということで。

最初は信号強度履歴表示の状態で、途中でSメータに切り替えたりしている。また、ガイガーカウンタ風のビープ音を出してみたりもしている。近づくとビープ音のピッチが上がって音の間隔も短くなるのが分かる。なお、ここでは信号強度を抑えるために受信側(本機)にはアンテナをつないでいない(送信側はローパワーにして、かつ、ダミーロード)。

受信時のモードはFox hunt機能を呼び出す前の設定がそのまま使われるようだ。すなわち、AMに設定してからFox hunt機能に切り替えればAM受信ができる(FMも同様)。上のビデオには入れていないけれど、送信側をIC-705にしてAMで音声を送信してみたところ、本機の音声受信モード(ボタン2での切替え)で一応音声が聞こえた。「一応」というのはあまり音がよろしくないので。まぁ、ADRFで送信されるのは人の声ではなくてトーン(A2A)なので、さほど困ることはないかな?実際に競技をやっている人に試してもらわないと本当のところは分からないが。

ビデオでは引き続き送信(Beacon)も試している。送信はF2Aで行われる(UV-K1にはAMの送信機能はないので)。受信機(IC-705)は最初はFMモードで受信し、途中でAMモードに切り替えている。AMでもスロープ検波になって一応復調できるようだ。ただし、見ての(聞いての)通り、音は悪い(歪んでいる)。これも、まぁ、トーンして聞こえはする(何も聞こえないよりは遥かにマシ)。なお、送信のLEDは点灯しないようだ(送信していることが分からないが、Foxとして隠された状態で送信するのなら誰も見ていないのだから、バッテリ消費を抑える方に仕様を振ったのだろう)。

今回、操作してみて気になったのは、Fox huntとBeaconの切替え。Fox huntモードで使っているときに、うっかりサイドボタンを触るとBeaconモードになってしまう。即送信が始まってしまい、もし、実際の競技でこれをやってしまうと他者を妨害することになりかねない。そのためにロック機構(Fボタン長押し)があるのだけど、誤操作はやろうと思ってやるわけではないので…。これについて質問してみたところ、作者ご本人さんから回答があって、次のリリースではFox huntとBeaconは別のアプリケーションとして実装されるそうだ(それぞれ別のボタンに割り当てて起動するようになるのかな?)。これなら、うっかりミスは起きないだろうから安心。

ということで、UV-K1があれば、ADRF受信練習が自宅などでできたり、あるいは、ADRF受信機の開発時の信号源に使えるのではなかろうか。ADRF実践者の方々、お手軽そうに思いますが、どうでしょう?


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