こないだv6.1.0が出たので試してみようと思っていたら、あっという間にv.6.2.0が出てしまった。
新機能
バージョンアップの要点をざっくりと生成AIにまとめてもらった。色々と機能てんこ盛りである。短期間ですごいわ。
F4HWN v6.1.0 の新機能・主な変更点
一次情報:https://github.com/armel/uv-k1-k5v3-firmware-custom/releases…
- Fusion エディションの新機能
- Full Watch(フルワッチ機能)の追加:VFO A・VFO B に加え、最大2つのプライオリティチャンネルを同時に監視可能。
- 2つの受信モードを追加:全波を監視しながら応答できる「FULL RX / RESPOND」と、送信はメインVFO固定で全波受信する「MAIN TX / FULL RX」を搭載。
- 設定バンク(SetCfg)の即時切り替え:本体を再起動せずにメモリチャンネルや無線設定のバンクを切り替え可能。
- ステータスバーの表示拡充:現在の設定バンク番号や受信モードの表示を追加。
- スキャン機能の強化:スキャンリストに MIX モードや選択中リスト数の表示を追加。
- Labs エディション(オーバーレイアプリ基盤)の強化
- アプリスロットの倍増:搭載可能数が 8スロット から 16スロット に拡大。
- オーバーレイ API v2:読み取り専用アセットの外部Flash配置や、アプリごとの設定永続化に対応。
- 実用系アプリの大幅追加:
APRS RX/APRS TX(APRSの位置情報・Mic-E送受信)SSTV(14モード対応の送受信)EPIRB 406(406MHz 遭難信号デコーダ)SysInfo(システム・スタック診断)Spectrum3D(3Dスペクトラム表示)- 各種ゲーム(Minesweeper、Snake、Space Impact、Rapid Roll など)
- その他・ツール連携
- AirCopy の高速化:マルチブロックフレーム対応と重複ブロックのスキップにより転送スループットが向上。
- CHIRP 対応:v6.1.0 専用ドライバの提供。
F4HWN v6.2.0 の新機能・主な変更点
一次情報:https://github.com/armel/uv-k1-k5v3-firmware-custom/releases…
- Labs エディション(外部Flashアプリ基盤)の大幅拡張
- アプリスロットの拡大:16スロット から 最大48スロット へ大幅拡張(空きスロットは非表示になり一覧がコンパクトに)。
- アプリメニューの操作性向上:UP/DOWNキー長押しでのスクロールリピート対応、
*キーによる「サイズ表示/バージョン表示」の切り替え、UV Studioからのインストール・更新時の即時反映。 - ローダー機能の強化:終了時の画面状態を外部Flashに保持可能、別アプリの設定を相互更新できる設定プロキシ機能を追加。
- オーバーレイアプリが 18本 → 30本 へ増加:
Signal Finder:電波の方向探知(相対ピーク追跡、自動減衰、121.5/243MHzのスイープトーン検出)CW Decode:A1A電信の受信デコード(適応型しきい値、WPM追跡、AGC制御)CW Keyer:縦振り/パドル対応のCW送信機(WPM、サイドトーン、セミブレークイン設定)ACARS RX:VHF帯の航空機ACARSデコーダAPRS DIGI:簡易デジピータ機能(WIDE1-1 / WIDE2-1、重複防止・ビジー保護)APRS Edit:コールサイン、SSID、シンボル、位置情報、コメント等の編集専用ツールATIS RX:欧州内陸水路向けVHF ATIS受信デコーダPOCSAG RX:1200 baud ページャー信号デコーダ(DAPNET等の受信、BCH誤り訂正)Sonde M20:Meteomodem M20 気象ラジオゾンデのデコーダ(GPS、高度、気温、気圧表示)ToneCall:ZVEI / CCIR 選択呼出しトーン送信(サイドキー割り当て対応)FlashMap:外部Flashのマップ、スロット、生データを16進数で確認できるビューアSokoban:全24面の倉庫番パズルゲーム
- 既存アプリの改良
APRS RX:UV-K1 / K5のナビゲーション方向設定への追従、スケルチ連動。APRS TX:自動ビーコン送信間隔(1/5/15/30/60分)の追加。SSTV:直前受信画像の保持、ライン同期の再取得改善、中継器・スケルチ頭切れ防止用の1秒リードイン(1900Hz)追加。EPIRB 406:Cospas-Sarsat T.001 第1世代全フォーマットのデコードに対応。
- 管理ツール「UV Studio v1.9.0」の機能刷新
- 48スロット対応の容量ゲージ表示。
- インストール済み一覧とカタログの分離表示、検索・カテゴリフィルタ機能。
- アプリのワンクリック更新、無線機メニューの並び替え・スロット番号整理機能。
- 全体(Fusion等含む)の信頼性修正
- キーパッド自動ロックの長時間設定時に意図せず早くロックされる問題の修正。
- Sメーター校正値の保持および受信/送信ログ(RX/TX log)周りの不具合修正。
インストール
v6.0.0からマルチブート方式になっている。そのあたりはこちらの記事。

ベースファームウェアの書込み
では、前の記事に書いた手順に沿って。まずは、ベースとなるファームウェアをインストール。UV-K1をDFUモードで立ち上げる(PTTを押しながら電源オン)。UV StudioのFlash Firmwareベースとなるファームウェアを書き込む。

追加ファームウェアの書込み
再起動したら、続いてFirmware Slotsで追加のファームウェアを書き込む。ここでは、FieldOpsとLabsを書き込んだ。

Appsの書込み
v6.2.0の更新情報の中にCW Keyerがある。面白そうなのでこれを試してみよう。
これはオーバレイアプリとして提供されており、Labsファームウェアで使える。一旦、電源を切り、MENUボタンを押しながら電源オン。

Labsを選んで起動。
UV Stuidoに再び接続して、Appsを選ぶ。Catalogを選択すると、オーバレイアプリの一覧が表示される。Install appボタンをクリックすればインストールされる。一瞬である。

ついでなので、他にもいくつか入れてみた。Installedの方でインストール済みのお馬齢アプリの一覧を確認できる。

CW Keyerを試す
ではインストールしたCW Keyerを試してみよう。この機能の解説はこちらのページ。
オーバレイアプリケーションの起動は「#+7」。

インストールしたものの一覧が出てくるので、矢印キーで選択してMENUボタンで確定。

これはLive viewには対応していないようなので写真で。
操作方法の表の和訳(生成AIで)。
| キー | 操作内容 |
|---|---|
| PTT | いずれのモードでもストレートキーとしてキャリアを送信 |
| STRAIGHT モード時の SIDE1 または SIDE2 | ストレートキーとしてキャリアを送信 |
| port が SIDE 時の PADDLE モードにおける SIDE1 または SIDE2 | 自動で短点(dit)または長点(dah)を送信(1回につき片方の接点のみ) |
| port が USB 時の PADDLE モードにおける USB-C tip/ring | 自動で短点/長点を送信(両方の接点を同時にスクイズすると交互に送出) |
| UP/LEFT または DOWN/RIGHT | 周波数を 100 Hz ステップで調整(長押しで連続調整) |
| 0 | 常時オープンのCW受信パスおよび送信サイドトーンの有効化/ミュート切り替え |
| 1 | STRAIGHT モードと PADDLE モードの切り替え |
| 2 | キーヤー速度の増加(5 〜 60 WPM) |
| 3 | 受信CWトーン周波数の増加(300 〜 900 Hz、50 Hz ステップ) |
| 4 | セミブレークイン遅延時間の増加(250 〜 1500 ms、50 ms ステップ) |
| 5 | 短点(dit)と長点(dah)の接点割り当てを反転 |
| 6 | 水晶発振補正値を1ステップ増加(BK4829 REG_3B、約 0.19 ppm) |
| 7 | パドル接続ポートを SIDE と USB の間で切り替え |
| F を押した後に 2, 3, 4, 6 | 対応する設定値を減少 |
| EXIT | 動作を安全に停止し、設定を保存して終了 |
この表からわかるように、10キーに操作が割り当てられている。つまり、10キーで周波数の変更などはできない。Labsというだけあって、CW Keyerの機能確認と言ったところなんだろう。
電鍵は縦振れにもパドルにも対応している。サイドボタンを使うか、外部電鍵を使うかは7で操作する。外部電鍵はUSB接続。USBでの結線はNR7Y版ファームウェアと同じ。

以前作ったケーブルでそのまま使えたが、どうも接触が悪い。ケーブルを作り直さなきゃダメだな。
今のところは実験扱いなので、実用的とはいい難い。その内、CW用ファームウェアを作ってくれるのかな?反響・要望次第かな?



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