ミニアンプSAAP01が思った以上に気に入ったので、電源をおごってみることにした。
元々使っていたのは、下の写真の左側。スイッチング式の極普通のACアダプタ(5V、3A)。
今回購入したのは写真右のTeraDakというブランドのオーディオ用を謳うもの。5V、3Aの仕様で発注。中央のDCケーブルは付属品(プラグは5.5/2.1mmを指定。なお、ACケーブルは付いていない)。
トランスはRコア。こういう贅沢なものを使っても、ミニアンプ用なので割と安価。
入力部にはフィルタ。
電解コンデンサは2200μF/25Vが6本。ニチコンのVR。調べてみたところ一般品のようだ。
ブリッジダイオードは基板の下で見えず(ケースに放熱)。面倒なので型番等は未確認。レギュレータはLT1085。317とピンコンパチで5Aタイプってことかな?
さて、音。
期待はしつつも「大して変わらないだろう」と思っていた。スイッチングACアダプタでも割と満足していたし。
その期待は裏切られ、びっくりするほど違う。私の耳はあまり良くないと自覚しているのだけど、それでも明らかに違いがわかる。全体的にスッキリ、くっきり。ベースが締まって音程がよく分かるというか。中域の細かい音もよく分かるようになった。「こんな音、入ってたのか!」みたいな。この電源ユニット、買った甲斐があった。
それにしても、その違いをしっかりと出せるアンプもすごいんじゃなかろうかと自画自賛。
なお、今回のことから短絡的に「スイッチング電源はダメ」とまでは言えない。単にあのACアダプタがそうだったというだけの話。何しろ極一般的なものだし。オーディオ用のスイッチング式の電源もあるようなので、そういうのを使えばきっと良いのだろうと思う。
【追記】ちょっと関連するかもしれない話。
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