「TTKY01を組み立てたがスピーカから音が出ない」との連絡をもらった。動作しない系のトラブルは大抵はハンダ不良。中でも意外に多いのがハンダの付け忘れ。部品を穴に差し込んだだけでハンダ付けしていないところがあったというもの。自分でもたまにやってしまう。
今回も、まずはそのあたりを伝えた。しかしどうも違うよう。オシロでの確認状況など詳しい情報をいただけた。結局、アンプICが怪しそうな感じ。ちょうどハムフェアのタイミングで、会場にいらっしゃるとのことだったので、手渡しで基板を受け取った。
まずは、状況確認。やはりスピーカから音が出ない。ボリュームを最大にして耳を近づけるとわずかにノイズが聞こえる（ことがある）。
念のため、アンプICを再ハンダ（元々はJLCPCBで実装してもらったもの）。しかし、状況は変らず。
Shutwodn端子（1ピン）をオシロで見ると、Lowのときにノイズっぽい（事前に聞いていた通り）。試しに1ピンを跳ね上げてQ4の足を見るときれいにLow。となると、U3の1ピンからノイズが出ている？入力ピンなのに。ま、壊れているってことだろう。
ということで、U3を手持ちのものに載せ替え。無事に音が出てくれた。下は交換後の様子。
結局、部品不良って言うことだろうが、初めてのケースだ。やはり、こういうこともあるんだなぁ。
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