[KiCad] Pcbnewでのコピーと複製の違い

KiCadのPcbnew(PCBレイアウトエディタ)の「コピー」と「複製」の違いに(ようやく)気づいた。いくつかあるが、最も大きな違いはネットの扱い。

もくじ

コピー

まず、コピーしたい範囲を選択する。

右クリックでメニューを開き「コピー」を選択(もしくは、Ctrl+C)。

コピーの参照点としたいところをクリックすればコピー完了(バッファに入る)。

右クリックメニューから「貼り付け」を選ぶ(または、Ctrl+V)とコピーしたものが表示される(カーソル位置は先に指定した参照点)ので、配置したい場所に持っていってクリック。

これで配置されるのだけど、パッドはどこにも接続されない(ネット名が<ネットなし>になっている)。

配線やビアも同様に<ネットなし>の状態。このプロパティの画面でネットを選択すればそれが割り当てられる。配線やビアは複数をまとめて選択してプロパティを開けばそれらすべてに同じネット名を割り当てることができる(部品パッドは一つずつしかできないみたい)。

例えば、面付けなどで基板全体をコピーした場合、<ネット名なし>のままでゾーンの塗り潰しを行うとベタGNDに打ったビアが全部浮いてしまって悲しいことになる(各パッドと配線はつながってはいるけど、それぞれ<ネット名なし>扱いで矛盾を起こしていないだけかな?)。

複製

操作は「コピー」とほぼ同じ。範囲を選んで「複製」を選択(または、Ctrl+D)。

「複製」の場合は参照点の指定はない(できない)。複製したものがすぐに画面上に現れるので、目的の場所に移動してクリックで配置。

「複製」したものラッツネットが表示されていることから分かるように、各パッドや配線・ビアのネットも含めて複製される(下のラッツネットがないものは先程の「コピー」で配置したもの)。

拡大するとネット名が見える(プロパティを開いてみてもいいけど)。

こちらだとネット名も含めて複製されているので、面付けしてゾーンの塗り潰しでベタGNDのビアが浮いてしまうなどということは起きない。

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