(リード品の)抵抗を基板に実装する際、立てる・寝せるの二通りがある。これって、好みによるところも大きいんじゃないかと思って、Twitterでアンケートしてみた。
結果は、概ね1:2で寝せる派の方が多い。ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
立てる・寝せるで、それぞれメリットがある。
- 立てる
- 実装面積が小さい(密度を上げられ、基板をコンパクトにできる)
- 寝せる
- カラーコードが見やすい
- 足が短いので高周波特性では有利
デメリットは、それぞれ他方のメリットの裏返し。その他、立てた場合は高密度で実装したときに傾くと他の抵抗のリード線等とショートしてしまう恐れがある。そのようなところでは絶縁チューブを被せておく。また、それ用にリード線をコーティングしたものもある。
写真は、電子部品メーカの株式会社赤羽電具製作所のサイトから引用した。
立てる場合にカラーコードは上からか、下からかというアンケートもしてみた。
コメント
今は寝かせることが多いですが、昔まだ学生だった頃はスペースがあっても立てて実装してたことがあります。
理由はね、リードが短くならないから。あとで抵抗を外して再利用したい時に、寝かせて実装されていると両端が短くて扱いにくいんですよ。
さらに縦実装の時には、抵抗のどちら側を長い方にするかも選んでました。
片方がグランドだったりする場合には、グランド側を長くしてましたし、オシロでつまみたくなりそうな方を長い方にしたりとか。