NanoVNAが1500MHzまで設定できる(ファームウェアバージョンアップ後)ので、試しに1.2GHz用のアンテナを作ってみる。
なお、1500MHzまで設定できるとは言っても、なんとか使えそうなのは、シールド付きのNanoVNAで1300MHz程度まで。シールド無しの方では無理。詳しくはこちらの記事。
ということで、試しに作ってみたのは、グランドプレーンアンテナ。とは言え、ラジアルは一本なので、Vダイポールとも言えるか。
SMAメスコネクタにエレメント直付け。エレメントと言っても、抵抗やコンデンサの足の切れっ端を継ぎ足したもの。要するに、ゴミ(笑
ちゃんとそれなりのSWRカーブになっている。中央が1295MHz、それよりもやや高いところがSWRが最小になっている。SWRの目盛(縦軸)は0.1刻みだから、最低は1.1以下。が、1.1とか1.2以下あたりはNanoVNAの精度が出ているかは微妙なところ。まぁ、「下がっているようだ」という目安という程度で。
ついでに、NanoVNASaverでもチェック。
まずは、念のため、ダミーロードを測定(NanoVNAに付属のもの)。キャリブレーションして、そのまま測定した。
グレーの縦帯は1200MHz帯のアマチュアバンド。この範囲では、VSWR 1.2程度に収まっている。そのくらいまでは測れると見ていいかな。
では、安直GPを測定。
やはり、上にずれている。上手く調整すれば、バンド内SWR 2.0で作れそうかな。でも、使う予定もないので、ここでお終い。