TS-690に実装しているCWフィルタの特性を見てみた。常時聞こえるビート音を使って、VFOを回しながらスペアナ(FFTアナライザ)で観測。スピーカから出た音を拾っているので、フィルタ単体ではなく、それも含めた特性。
スマホアプリを使った簡易測定です。
測定結果
YK-88C-1
- 中心周波数: 8.83MHz
- 通過帯域(-6dB): 500Hz
TS-690 500 Hz CW Filter (8.83MHz)
YG-455CN-1
- 中心周波数: 455kHz
- 通過帯域(-6dB): 250Hz(270Hz?)
TS-690 250 Hz CW Filter (455kHz)
YK-88S
ついでに、SSBフィルタも。
- 中心周波数: 8.83MHz
- 通過帯域(-6dB): 2.4kHz
TS-690 2.4 kHz SSB Filter (8.83 MHz)
SSBの音声が「軽く」聞こえるのは、約200Hzより下がすっぱりカットされているからかもしれない。どうも本当の声にならないような気がしていたことに妙に納得できた。
測定器
使った測定器は、iPhoneアプリの「e-scope 3-in-1」というもの。簡易的ながら面白い。
上の測定結果は、スピーカから音を出しながら、それをiPhoneのマイクで拾ったもの。
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コメント
私も20数年前の開局以来TS690を愛用しています。今はFT8専用機です。大変興味深く拝見させて頂きました。
私もほぼFT8ばかりです。でも、せっかくあるので、いろいろいじってみたりはしています。