
概要
RT3Sの充電スタンドの中のDC-DCコンバータチップがかなり熱くなるので、その簡易的な対策用の放熱板です。

簡易的な測定ですが、充電時にはICの表面温度は90℃位にはなっているようです。とは言え、これで壊れるのであれば、世界中で比喩的にも物理的にも火を吹いているでしょうが、そうでもないようですから、問題はないのかもしれません。
それでもやっぱり気持ち悪いので、対策を行いました。詳しい話はこちらの記事をご覧ください。
上の記事にもありますが、この放熱板はプリント基板(両面基板)を使って作ったものです。下の写真がこの放熱板の両面です。

これによる効果ですが、まず、放熱板を付けていない状態で、ICチップの直ぐ側が73.0℃。

そして、放熱板を付けた状態では60.2℃という測定値でした。

気休めかもしれませんが、何も付けないよりはいいかなと思っています。
取付け方

取り付け前に一度載せてみて、基板から飛び出している部品の足に干渉しないことを確認しておきます。

底板の内側に両面テープで放熱板を固定します(小さなテープで四隅あたりを貼り付ければ充分だと思います)。上の写真で、手前がDCジャック側です。放熱板は白の印刷がある方を上にしてください。金属が露出している位置に熱伝導ゴムを貼り付けます(剥離紙を剥がしてください。付箋紙のような弱い粘着力です)。上の写真は一度取り付けてから外したので、ICチップの場所に跡が付いています。

基板の数か所に熱伝導ゴムを適当なサイズに切って貼り付けます。これは放熱のためでなく、固定(スペーサ)目的です。これがあるので放熱板を底板に両面テープで貼り付ける必要はないだろうと思いますが、私は念のため固定しましたので、上記の説明はその様になっています。
あとは、蓋を閉じてネジ止めすれば完了です。
充電中は、放熱板を通じて底板にも熱が伝わりやすくなりますので、充電スタンド(の底面)が温まります。
頒布
【形状確認】
ロットによっては内部の構造が異なっているかもしれません。実寸のPDFを用意しましたので、発注前にご確認ください。紙に印刷して切り抜いて実機にあてがうのが確実です。
【内容品】
放熱板の他に、熱伝導ゴム(約10mm角✕2個)、両面テープを含みます。

【注意】
- 資源の有効活用のため、梱包材は再利用することがあります。ご了承ください。
- 仕様や頒布価格は予告なく変更することがあります。
- 本機の組立てや使用による怪我・事故等には責任を負いません。
- 本放熱板を取り付けることで充電スタンドの故障が防げるとは保証しません(逆の結果になる可能性も否定しません)。
- 改造にあたるため、メーカの保証は受けられなくなると思います。
【頒布】
- 頒布価格: 400円
- 送料: 100円(普通郵便)、230円(クリックポスト)
- 支払い方法: 銀行振込
【申込みフォーム】
こちらにご入力いただいたメールアドレス宛に、追って、振込先等をお知らせします。入力ミスのないようお願いします。また、ここにご住所等は書かないようにお願いします。
※これは申込み専用フォームです。申込み以外(問合せ等)には使用できません。
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