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リチウムイオン電池の保護回路を取り出す

秋葉原で買った18650と14650。14650は、その呼称からわかるように、細身の18650。14650のバッテリホルダは見当たらないのだけど、18650のホルダにぴったり入る。

このショップ、18650は保護回路付きと生セルとがあった。14650も両方あったのだけど、生セルの方はタブが付いている(スポット溶接)。バッテリホルダの都合で保護回付きは長くて入らないため、生セルはないかと聞いてみたところ、「皮むいて保護回路器を外せば生セルが取り出せる」とのこと。それじゃと思って、一つ買ってみた。

早速、皮むき。

なるほど。中から出てきた。マイナス極側に基板が付いている。

しかし、結局、その保護回路基板がタブでスポット溶接されている。これじゃ、店頭にあった「タブ付き」と同じだわ。あれはこうやって取り出して、保護回路基板をカットしたものなんだろう。

仕方ないので、タブをむしり取った。溶接痕がざらついている。これが嫌だから生セルはないかと尋ねたんだけどなぁ。ま、しょうがない。軽くヤスリがけしておくか。

保護回路基板、近撮。

マーキングは非常に読み取りづらいが、おそらく、DW01A(検出・コントローラ)と8205A(MOSFET)の組合せ。どうやらこれがデファクトスタンダードっぽい。過充電、過放電、過電流の保護をやってくれる。

DW01Aと8205Aは互換品が多すぎてオリジナルがどれかわからない。適当なデータシートを拾い出しておく。

8205Aは、消費電流が多い用途ならTSSOP-8パッケージ、少ない用途ならSOT-23-6でも良い、という使い分けみたい(放熱対策)。上の写真の8205AはTSSOP-8(余談ながら、DW01AはSOT-23-6)。

自作
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