uBITX、Custom LPFがさらにバージョンアップ

つい昨日、Custom Filtersについて記事にまとめたばかりだけど、CEC版ファームがさらにバージョンアップされた。変更内容は正にそのCustom Filter関連。

バージョン番号は1.11。

前回は、TXA、TXB、TXCに加えて、A7をSPAREとしていたけど、今度は、(A7は止めて)D10、D11、D12、D13を追加できるようになっている。ただし、これは、I2CタイプのLCDか、タッチパネルを使っている場合。標準のパラレルLCDだとこのラインは使用されているので使えない(逆に言えば、I2Cにした場合はこれらのラインが空いている)。

また、今回の記事でこの機能の使い方が詳しく解説されている。TXA、TXB、TXCを使うなら三本の線に情報をエンコードして外部デコーダで、外部デコーダを使いたくなければD10、D11、D12、D13を使って信号線一つに付き一つの状態を割り当てる、という使い方ができる。例えば、こんな感じ。

三本にエンコードするパターン

各信号ラインに独立に割当てるパターン

私の場合は、TXA、TXB、TXCの三本にエンコードして外部デコーダを使うつもりでいたけれど、D10、D11、D12、D13が使えるならデコーダを省けるので魅力的ではある。が、配線が増えることを考えると美しくない。まぁ、LPFは五つの予定なので、D10、D11の二本だけの追加でもいいのだけど。それでも、配線が増えるのはなぁ…。

それから、公式サイトによると、LPFの切替えだけではなく、外部リニアの制御という応用も示唆されていた。

なお、今回のVer 1.11はソースコードのリリースだけ。コンパイル済みのバイナリの提供はない。おそらく、Custom Filtersの機能を使おうとするとコンパイルが必須だからではないかと思う。これ以外の変更はないようなので、これを使わない限りはVer 1.1と同じということ。

また、タッチパネルを使う場合は、Custom Filtersの機能を有効化すると、代りに他の機能(のうちのどれか)を諦めないとコンパイルできないらしい。サイズが大きくなりすぎるため。しかしながら、Custom Filtersの機能を使う時点で自前コンパイルしなきゃいけないことを考えるとハードコーディングしてしまえばいいのかもしれない。そしたら、他の機能を諦める必要はないかも。自前コンパイルが必要な時点で、Memory Managerのメリットはさほどないのだから。このあたりはコンパイルして様子を見てみることにする。

それと、ソースコードを見る限りは、前回の記事で私が指摘したfreqをMHz単位に丸めていることや比較条件式に関しては、そのままになっている。

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