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KT-8900、周波数範囲が変更できないっぽい…

KT-8900の回路図が見つかり、これで保証認定のメドが立ったと喜んだのが昨日。

KT-8900の回路図を発見
以前から時々気になっていたKT-8900というデュアルバンド格安モービル機、何と、回路図が見つかった。 KT-8900とは? まずは、簡単に仕様など。 周波数範囲: VHF: 136-174MHz、UHF: 400-480MHz 送信出力:...

これで、UV-5Rのように、周波数範囲を日本仕様に変更・設定して、基板パターンを切るなり、ジャックを埋めてしまえばよかろう。ということで、試しに設定ツールをメーカサイトからダウンロード。

Download Center_车载对讲机小型电台车载台迷你车台福建南安市泉益电子器材有限公司
http://www.qyt-cn.com/en/download.html

立ち上げてみたのがこれ。

「A Band Frequency Mode」「B Band Frequency Mode」のそれぞれに「Freq Range」の項目がある(上から三番目)。これを変更すればいいはず。と思ったら、この項目、グレーアウトされていて選択できない。当然、変更不可能。

うーん、参ったなぁ。この状態だとオフバンドできてしまうので、TSSでの保証認定は無理だろう。

試しに、コンパチ品と思われるBaoFengのBTECH UV-2501のツールをダウンロードしてみた。

UV-2501 – BaoFeng
https://baofengtech.com/uv-2501#tabs-4

しかしながら、こっちも同じ状況。

ひょっとしたら、UV-5Rのツールで設定できるのかもしれないという気もしないでもないけど、使っているMCUが違うようなのでダメだろう。共通で設定できるのなら、それぞれの機種ごとにツールを用意しているわけはないだろうし。

KT-8900、いけそうかと思った淡い期待も一日で打ち砕かれてしまった^^;

ところで、ヤフオク!を見てみると、KT-8900を日本仕様として売っている業者(?)があった。お値段は送料無料で13,800円。これを買えば種々の問題は解決するんだろう。しかし、TSSの保証認定料を加えると16,800円。ここまでかけるのはなぁ…。これくらい出すのなら、国内メーカ現行機(技適で保証認定不要)の中古が買えるような気がしないでもない。ちゃんと調べていないけど。それに、自分で頑張って保証認定を通すのも楽しみの一つだから、それがなくなってしまうのも(笑

無線機
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jh4vaj

コメント

  1. 伊関義之 より:

    JH4VAJ局
    興味あるKT8900の記事を拝見いたし、衝動買いしました。周波数範囲は調整できました。
    しかしながら回路図はダウンロードさせて頂きましたが、送信機系統図がなく認証までたどり着けず困っております。お知恵がございましらご教授をお願い致します。
    UV-5RAでも色々なコメント拝見させて頂き認証の手続きが出来ました。
    よろしくお願い致します。

    • jh4vaj より:

      情報、ありがとうございます。
      周波数範囲の調整ができるんですね。これは朗報です。
      実は、私もダメ元で発注してみました^^ そろそろ届く頃かと思います。

      送信機系統図に関しては、ブログに書いたとおり、回路図を追ってみるとUV-5Rと構成は同じです。使っているデバイスは違いますけど。送信出力が違うので、そこは当然ですよね。ですので、その方向で作ればいいのではないかと思います。

    • jh4vaj より:

      すみません。参考として教えていただきたいのですが、周波数範囲の設定はどのようになさったのでしょうか?よろしくお願いします。

      • 伊関義之 より:

        お早うございます。アドバイス有難うございます。回路図では読みずらい面もありますので、実物と照らし合わせて勉強してみます。またご要望の件ですが、色々なソフトをインストールしてみましたが以下のソフト「UV2B8900_VIP_CPS」の中のOtherを開くと周波数範囲の画面が出ます。規定値を入れるとけられることがありますので、認証してくれる数値を入れました。
        申し訳ございませんが、どのサイドからインストールしたか覚えていません。

        • 伊関義之 より:

          追伸です。
          分解してファイルを確認していますが、A5M06と刻印されています。これって放熱も考えて25W大丈夫でしょうか。

          • jh4vaj より:

            A5M06だったんですね。では、あの回路図のサイトが正しいということになりますね。ロット、もしくは、バーションによって変っているのかも知れません。AFT05MS006NT1のデータシートをよく見ると7.5Vで書かれています。ですので、電圧を上げれば出力も上がるのかも知れません。ただ、12Vとか13.8Vとか掛けて大丈夫なのかよくわかりません。放熱に関しても何とも…。

            それから、UV2B8900_VIP_CPSとの情報もありがとうございます。Ohterがあるのなら、UV-5Rのソフトと同じ仕掛けでしょうね。ただ、UV2B8900_VIP_CPSを探し回ってみましたが、見つけることができません。もし、何か思い出したら教えてください。

  2. 伊関義之 より:

    色々アドバイス頂き感謝申し上げます。13.8vで25wは楽に出ます。lowでも10w出ますので、規格から察しまして無理をしない方が賢明のようですね。お陰様で送信機系統図が作成できますので、近いうちにtssへ保証願いを出したい思います。技術が未熟な為コールサインを明記出来ませんでしたが、ja9ndmです。
    大変迅速な対応を感謝申し上げます。
    ソフトの件ですが、製品を購入時にプログラムケーブル込みの製品に添付されていたものです。

    • jh4vaj より:

      情報、ありがとうございます。
      私の方も実機が届きました。少し触ってみた感じでは、品質面で色々と問題がありますね。値段が値段なのでこんなものなんでしょう。このあたりは、後日、記事として書こうと思います。
      ケーブルは別途購入しました。こちらも届きました。CDの中を確認したのですが、残念ながら、UV2B8900_VIP_CPSは入っていませんでした。これもどうするか課題です。