NanoVNA、白黒比較

Twitterで、NanoVNAの白の方だと300MHz辺りにヒゲが出るとの話があった。

ということで、比較してみる。

条件

使用するNanoVNAは手元の二つ。

先日、発注したNanoVNAが届いた。いや、届いたのは8月末、半月以上前。ハムフェアやら、キット頒布再開やらでバタバタしていたので放置状態だ...
そう言うわけで、二台目のNanoVNA。今度は、シールド付きを謳っている業者から購入した。 開封の儀 その前に、前回のものはこちら。...

ファームウェアはどちらも0.2.3にアップデートしてある。

NanoVNASaver 0.1.3を使って測定。測定範囲は、50kHz~1500MHz。5分割スイープ(NanoVNASaverの機能)。

キャリブレーションも5分割で行った。また、アイソレーションではCH0は(も)50Ωで終端した。

測定時は、CH1を50Ωで終端した。

白・黒、どちらも様々なバリエーションがある。今回の実験は、あくまで私が入手したものでの結果。

測定結果

CH0: オープン

※クリックで拡大

CH0: ショート

CH0: ロード

まとめなど

白の方は、1000MHzより上、特に1300MHzを超えると非常に悪化する(暴れが大きくなり始めるのは900MHz位か?)。オープン、ショート、ロード共にスミスチャートが大暴れしているように見えるのはそのため。1000MHzまでならひどいと言うほどではない。とは言え、良くはないのも事実で、1000MHz付近のVSWRは、黒はせいぜい1.1程度にあるのに対して、白だと1.2を越えている。使用したケーブルや「ロード」コネクタは同じ(黒の方に付属していたもの)。

S21のノイズフロアの傾向はどちらも同じような感じ。300MHzまでなら-70dB以下。900MHzまではなんとか-50dB程度(ちょっと割ってしまっているので-45dB位と見ておいた方が良さそう)。1500MHz付近だと-30dBを割ってしまう。

いずれも、300MHz付近でのヒゲは認められなかった。

参考として、黒の方のVSWRチャートを拡大してみた。

1200MHz帯のアマチュアバンド(グレーの帯)では1.1程度に収まっている。これなら簡易的なアンテナアナライザとしては使えそう。

低い周波数ならともかくとして、上の方まで考えると、やはり、シールド付きの黒の圧勝という印象。

NanoVNAには色々なバリエーションがあるのは以前書いた通り。バリエーションのうち、特に気になるのがRF部のシールドの有無。私が入手したも...
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

  1. JH4AWD より:

    面白そうなのでトラップコイル作製用にシールド付きと思われる黒いやつをポチりました。
    到着が楽しみです。

    • jh4vaj より:

      とっても面白いです。本体が小さいのもいいのですが、その分、画面が小さくなってしまうのが残念。仕方ないですが。

      一方、室内で使うなら、PCに接続すればNanoVNASaverから利用できるので、非常に便利になります。

      • JH4AWD より:

        先程着きました。(Amazonなので^^;)
        しっかりとシールド付きでした。
        早速NanoVNSSaverでVSWRを測ってみたところ、、凄い!!
        こんなに凄いものがこの値段で有るんですね。Mini60Sは要らない。
        これからVAJさんの記事を参考にファーム書き換えです。
        ケース作ろうかな・・ ケーブルを繋いでると落としそう

        • jh4vaj より:

          速いですね。Amazonを見てみたところ、かなり出品されていますね。ざっと見た限りではシールド付きを明確しているものは見当たりませんでした。ラッキーでしたね。ぜひ、使い倒して下さい。