TTCW02、Key出力端子のオープンコレクタ化

TTCW02のKey出力端子を使って、自作の無線機のサイドトーン装置として使おうとしたら上手く動作しないという報告があった。

TTCW02のKey出力端子にはキー入力をそのまま出している。外で好きなように使ってもらえればという発想で付けた。しかし、これをそのままリグのキー入力に使うと、TTCW02の内部回路がぶら下がった状態になるため具合が悪いようだ。試しに、TS-690につないでみたら上手く動作してくれなかった(常時キーダウン状態になってしまう)。

そこで、Key出力端子はTTCW02の内部回路とは切り離し、オープンコレクタで出力する改造を検討した。回路図でははこんな感じ。

※クリックで拡大

追加部品はトランジスタを一本だけ。NPNなら大抵のものは使えると思う。入手性の関係で2SC1815を使うことにする。東芝の2SC1815はディスコンだけど、2ndソース品が安く出回っている。ここでも、UTCの2SC1815を使った。

実装を検討した結果、output端子の3.5mmのジャックの上にトランジスタを乗せれば割と簡単にできる。

まず、パターンカット。上の回路図の「X」印のところ。Key出力端子を回路から切り離す。

カッタの刃でゴリゴリやれば削れる。余計なキズまで入ってしまったけど仕方ない。ちゃんとカットできたかテスタでチェック。カットはこの一か所だけ。

3.5mmジャックの上部の金属部がKey出力端子につながっているので、ここを利用してトランジスタをハンダ付けする。プラスチックを溶かさないよう手早く、かつ、盛りすぎて内部にたらさないように。予備ハンダしておくといいと思う。

トランジスタを実装する。

トランジスタ(2SC1815)は、上に書いたように3.5mmのジャックの金属部にハンダ付け(コレクタ)。ジャック側とトランジスタの足の両方に予備ハンダしておけば、実装時は小手で温めるだけでハンダ付けできる。エミッタはC16のGND側(ネジ穴に近い方)。ベースはR3へ。話が前後するけど、ハンダ付けの前に、トランジスタの足には絶縁チューブ(熱収縮チューブ)を被せておいた。

改造は以上で完了。フタを閉める前に、動作確認しておくと良いだろう。TS-690につないで期待通りに動くことを確認した。

※補足。上でも触れたが、トランジスタはNPN型なら大抵のものが使えると思う。2N3904でも大丈夫なはずだが、足の並びが2SC1815とは違うのでそこに注意。

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