先日、BNC L型コネクタをNanoVNAなどで測定した記事を書いた。
これを読んだ方から「X線写真を撮りましょうか」との連絡を頂いた。そんなオファーが来るとは思っていなかったので驚くとともに、滅多にないチャンスなのでお願いした。
で、実際に撮影してもらったのがこれ。
撮影したコネクタは、前の記事で測定したものと同じ。
「秋月」は、比較的最近、秋月電子で購入したもの。細い線でつながっているように見える。
「不明1」は、だいぶ前に入手したもので、今となっては素性が不明のもの。こちらは押し当てているように見える。
これらの接続方法の違いが前回の測定の特性の差なのだろう。
さらに、撮影してくれた方の手持ち品も撮影してくれた。
「不明2」は、素性不明のもの。これも、押し当て式か?
「NMC」は、ノーブル無線製のものだそうだ。これはしっかり接続されている様子がわかる。中心導体の太さが一定でシールド側との距離が変わらないので、インピーダンスの変化も少ないだろうことが推測できる。やっぱり、しっかりしたメーカ品はちゃんと作られている。当たり前だけど。
こんな機会を得られるとは思っていなかったので、本当にありがたい。感謝。
【追記】「不明2」と「NMC」のものも特性を測定した。
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