トランジスタ技術 2023年1月号(700号記念特別号)

トラ技が送られてきた。あれ?今回は記事は書いていないが…。これは「宣伝しろ」ということか?何も連絡をもらっていないのでわからないけど、ともかく送られてきたので紹介。

この記事のタイトルに書いたとおり、今回は通巻第700号の記念号。別冊で「国民的トランジスタ 2SC1815とは」と「トランジスタ技術 創刊号 1964年10月号 復刻版」の二冊が付録。

トランジスタ技術2023年1月号

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まず本誌。目玉の一つ(と思う)は、トラ技創刊から今までの60年弱の歴史を振り返る「昭和~令和…エレクトロニクス60年史」。

記事によれば、トランジスタの量産が始まったことろにトラ技は創刊されたらしい。各年のトピックを少しずつ拾った形だけど、それでも18ページほどもある。この「半導体&電子部品編」だけでなく「測定器編」もある。

その「測定器編」のコラムに「夢のアナログ・テスタ」としえて、目盛り板を高精細の液晶パネルにするというアイデアがあった。必要な目盛りだけを表示させ、スッキリ見やすくするというもの。これは良さそう。液晶パネルだから、数字も同時に表示することもできるだろう。メインはアナログ、サブでデジタル、っていう感じ。どこから出さないかな?

さらに、東京秋葉原や大阪日本橋の話題も。

また、特集は「バイポーラ/MOS/SiC/GaN トランジスタ回路」と特別企画に合わせたような内容。

前号がアナログ回路の入門として「まずはOPアンプから」という話で、それを受けて改めてトランジスタを見ていくという流れか?

特集記事のトピック(目次)はこちら。

個人的に興味をひかれたのがトラ技Jr.コーナの「電源の短絡場所を見つける!基板ショート・チェッカの製作」。電源-GND間のショート箇所を調べるのってこうやるのかと。

続いて別冊付録。「国民的トランジスタ 2SC1815とは」

第1章の2SC1815の誕生に関しては、できればメーカにインタビューとかして欲しかったなと思った。が、もはや当時を知る人はいないのかもしれないか。第2章以降は2SC1815を使い倒す話。

もう一つの別冊付録は、創刊号の復刻版。これはすごい!よくこんなことを思いついたものだ。

紙も昔の雑誌風。ちょっとざらついたわら半紙的な。「トランジスタって何者?」のような記事もある。

広告も当時のものがそのまま掲載されている。

ラジオデパートの「ひとまりすれば何でも揃う」っていうキャッチコピーがいいな。ソニーは広告でトランジスタの規格を掲載している。一番下に添えられた「特価品の特性は保証致しません」もなんかいいな。

記事では、なんと50MHz帯のハンディトランシーバの製作が。トランジスタはまだ高かったであろうこの時代に、12石も使っているとは。実際に運用した話まで掲載されている。

以前、トラ技の編集部にお邪魔したときにこのトラ技創刊号の実物を見せてもらったことがある。編集部に現存しているのは一冊だけだそうだ。これがその時の写真。

このときは、裏表紙は写真に撮らなかったのでわからなかったが、改めて見るとトリオのステレオだった。

これを復刻させるのは大変だっただろうけど、こうやって今の時代に届けてくれたのは嬉しい限り。

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