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LiteVNAファームウェアアップデート(220830)

公式サイトを見に行ったら新しいファームウェアがリリースされていた。

ファイル名に「220830」と入っているので、2022年8月30日にリリースされたのだろう。ここには変更履歴のようなものはないが、フォーラムにその日にリリースの書き込みがあったのを見つけた。

DiSlord has reworked most of the plot and UI code, and the new firmware dramatically speeds up the display of traces. With the use of shaded fonts, MARK values can now be clearly displayed even when superimposed on traces.

The new SD card viewer allows viewing data and images saved to the SD card, as well as allowing saving calibration files to and recalling them from the SD card.

The velocity factor is modified to float, which provides millimeter-level accuracy of TDR measurements when there are harmonics used on the liteVNA.

【DeepLによる機械翻訳】

DiSlordは、プロットやUIのコードをほとんど作り直し、新ファームウェアではトレースの表示を劇的に高速化しました。また、陰影フォントの採用により、トレースと重なってもMARK値が明確に表示されるようになりました。

SDカードビューアにより、SDカードに保存されたデータや画像の閲覧、キャリブレーションファイルの保存、SDカードからの呼び出しが可能になりました。

速度係数をfloatに変更し、liteVNAで使用する高調波がある場合、TDR測定の精度をミリ単位で向上させました。

アップグレード方法は、以前、こちらに書いた。

これに沿ってアップデートを実施。この説明には「ファームウェア書込み後に再起動する」とあるが、今回は自動では再起動しなかった。手動で電源を入れ直し。

バージョン確認。

「FW Version: v1.3.07」とある。フォーラムの書き込みあったように、なんとなく高速化された気がする。また、microSDカードへの書込みの際にファイル名が付けられるようになっている。それにともなって、QWERTYキーボードが用意された。これについてはNanoVNA v1.2.00と同じ(多分、それを取り込んだのだろう)。これ以外の操作方法は多分変っていない(全部を見たわけじゃないけど)。

あと、嬉しいのはNanoVNA-Appによる画面キャプチャが高速化されたこと。以前は、10秒以上かかっていたのが1秒くらいになった。というか、以前のバージョンアップで遅くなってしまっていたので、バグ修正。ともかく、この高速化は助かる。

VNA
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