RCP500 電流プローブ

Banggoodから電流プローブのレビューのオファーを頂いたので送ってもらった。ものはMicsig社のRCP500というモデル。

仕様

詳しい情報はメーカのサイトにある。

主な仕様を抜き出しておく。

Bandwidth15-300KHz   (-3dB )     
Current range 200mApk-500Apk   
Output Sensitivity10mV/A   
Typical Accuracy1%   
Phase Accuracy ≤0.8° (45Hz-66Hz)   
Offset Voltage±1mV or below  
Max VoltageAC 10kV RMS (1 minute), (50Hz/60Hz) (Rogowski coil part only)

「15~300kHz」は「15Hz~300kHz」の意味(「15kHz~300kHz」ではなくて)。この表記だとちょっと不明確なのでメーカに質問し、その旨回答を得たので間違いない。

200mApk~500Apkなので、あまり小さい電流は測れない。電流プローブの仕様の「相場」を知らないので、こんなもの?

簡単な使用方法は公式がYouTubeで公開している。

Micsig RCP500 Rogowski AC Current Probe

外観・内容物

割と立派なプラスチックケースに入っている。写真等はステッカー。

ケースの内部は立派なクッション付き。内容物は、本体、電源供給アタッチメント、USBケーブル。それと合格証とマニュアル(中国語と英語が裏表になったペライチ)。マニュアルは上に挙げたメーカサイトからもダウンロードできる。

試用

早速、メーカのビデオを頼りにつないでみる。このアダプタに対応モデルのオシロスコープなら直結できるみたいだけど、手元のもの(Micsig STO1104C)は普通のBNCだけなので、電源供給アタッチメントを付けてUSB経由で電源を供給。アダプタはマグネット式でプローブ本体に張り付く。USB電源はオシロスコープ本体から取れる(USBメモリ接続用だと思っていたのだけど、こういうことにも使えるのか。なるほど)。

調整個所とか、スイッチとか、そういうものはまったくない。BNCとUSBのコネクタだけ。

自作のジグでACコードの片方をプローブに通す。

テスト用の測定対象は温調付き半田コテ(FX-601)。

まず、起動時。

PK-PKで約21mV。このプローブの仕様が10mV/Aなので、2.1Aってことかな。RMSだと約7.3mVなので0.73A。

続いて、コテの温度が設定値達した後。オンになっている時間は約20ms。1sごとにこれを繰り返しているのがわかる。設定温度が高いとオンになっている時間が長くなるのかな。と気づいたのは今この記事を書いているとき。

こんな風に、電流を電圧値として読めるので、それを変換する必要があるのだけど、対応モデルだとこのあたりも上手く連携して電流値として直読できるのかな?そういうオシロを持っていないので確認できないが、接点がいくつかあったのでそうだろうと想像する。

それから、このプローブはMicsig社のオシロ専用品というわけではなく、電源を供給すれば良いだけなので、他のオシロスコープと組み合わせて使うこともできる。下は、DSO Shellにつないだ様子。プローブへの電源はモバイルバッテリで供給。

こちらだと19mV(pp)、6mV(rms)に見えるが、これはDOS Shellの精度(誤算の範囲)か?

いずれにしても、電源の電流の様子を見られるのはとても面白い。モータ制御などをやっているとかだと、動作チェックに重宝するんじゃないだろうか?

クーポン

Banggoodがクーポンを用意してくれた。

  • クーポンコード: BGdc9d2d
  • 適用後価格: US$89.99
  • 有効期限: 2022年8月31日
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