tinySA: PCソフト ~ tinySA-App

tinySAはPCにつないで操作できるので、実際にやってみる。

ツールをダウンロード

PCソフトの情報も公式サイトにある。

このページのここ(赤矢印)のところがダウンロードのリンク。

リンクをアクセスした状態。

tinySA-App.exe」がそのツール。クリックしてダウンロード。

起動と接続

このツールは、インストール作業はない。ダウンロードしたexeファイルをそのまま動かすだけ(ダブルクリックで起動)。

起動したら、右上のCOMポートを適切に設定すればOK。どのCOMポートかはtinySAをつないで電源を入れれば分かる。

tinySAをつないで増えたのは「COM4」なのでこれをtinySA-Appで指定する。

選択するだけで自動的に「Connected」になった。

Connected」のボタンはトグル式。もう一度押せば接続が切れる。

測定操作

スイープ

「Scan」の横の三角ボタン(再生ボタンみたいなやつ)を押せば一回スイープする(tinySA-Appでは、スイープではなくてスキャンと呼ぶようだ)。上は、一度スイープした状態。その右隣の二つの三角ボタン(早送りボタンみたいな方)を押せば連続スイープ。

赤丸ボタン(録音ボタン的なもの)を押せばスキャン結果がファイルとして保存される。後で読み出して利用できるようだけど、すぐには使わないので、後回し。

カーソル

スイープ画面上でマウスカーソルを動かせばカーソルが表示される。

また、そのときの値(周波数とレベル)を画面上にそれぞれ表示してくれる。

スイープ周波数等変更

Start」、「Stop」に直接数値を入力すればOK。もちろん、「Center」と「Span」でも可。

連続スイープ中に周波数を変更するとスイープが解除される(止まる)ので、周波数変更後に改めて「Scan」ボタンを押す。

縦に四つ並んだ三角ボタンの機能がイマイチ不明。

これを押すと、今のスイープ範囲が記憶されるみたい(上のように色がつく)。この状態でStartなどの値を変更するとボタンの色が消える。ここでボタンを押すと元の値に戻る。しかし、このボタンを押さずにスイープしてからこのボタンを押すと、変更した後のスイープ範囲が記憶される。どういう場合に有効活用できるんだろう?

それはさておき、「Ponts per scan」や「RBW」などはプルダウンメニューで選択する方式。下は「Ponts per scan」を2000にしてみた様子。

細かく拾っているのが分かる。当然、スイープ時間はその分かかる。なお、連続スイープ中に「Ponts per scan」を変更するとスイープ動作は解除される。

また、スイープ範囲が広いときに「RBW」を極端に小さく(3kHzとか)するとスイープ時間が非常に長く掛かることに注意(動作が固まったようになる)。このときスイープを止めたりDisconnectしてもtinySA本体は指定された条件でスイープを継続したままになる(本体にはPAUSEDと表示され動作が固まったように見える)。スイープが終れば動作は再開されるけど、待っているより電源を入れ直した方が早い。

マーカ

表示

画面上でダブルクリックするとマーカが表示される。または、右クリックでメニューを表示させて「Add marker」でもOK。

マーカは複数使える。いくつまで使えるのかはわからない(10個までは試してみた)。

移動

マーカをクリックすると上の図のようにそのマーカが赤くなる。この状態でマウスでドラッグできる(左クリックを押したまま移動)。マーカには番号が付いているが、常に左から1、2、3と振られているので、移動すると番号が変る。

マーカの値

各マーカの値は左下の方に一覧表示される。

左のボタンをオフにすれば、マーカ表示を消せる。

右のボタンをオンにすれば、画面上にマーカ値が表示される。

なお、マーカの値は絶対値だけ。リファレンスマーカからの相対値(dBc)表示はできないみたい(そもそも、マーカにリファレンスというものがない)。これがちょっと残念。このツール、「still in its infancy」とのことなので、今後に期待したいところ。

消去

マーカ自体を消すのは、そのマーカをダブルクリック。もしくは、右クリックでメニューから。

応用的操作

バンド表示

Frequency bands」スイッチで周波数バンド表示をON/OFFできる。

周波数バンドの設定は歯車アイコンを開いて行う。

右にFrequency Bandsの設定がある。アマチュアバンドなどいくつか予め設定されている。

この画面の左側ではGUI Style(テーマカラーなど)を設定・変更できるようになっている。

画像保存

Save Image」ボタンを押すと測定結果を画像として保存できる(保存されるのはグラフ部分だけ)。

別ウィンドウ表示

「Save Image」の左隣のボタン(New graph)を押すと、グラフ部が別ウィンドウとして表示される。

Graph type」を変更してさまざまな測定結果を表示させる場合は有効な機能だと思うが、事実上、Log mag S11だけしか使えないのであまり意味はないかも。このツール、別のもの(何らかのVNA用)をベースに作ったものなのかな?

本体画面のキャプチャ

tinySA-Appの画面だけでなく、tinySA本体の画面の保存もできる。

カメラアイコンをクリックするだけ。

実サイズ(320*240ドット)で取得できる。

Save Image」ボタンで画像ファイルとして保存できる。

Refresh」ボタンで取込み画像を更新。

ウィンドウをリサイズすれば大きくして見ることも可能。

ただし、単に引き伸ばしているだけなので粗くなる。当然のことながら、この状態で「Save Image」ボタンを押しても大きな画像で保存されるわけではない(保存されるのは常に実サイズ)。大きく伸ばした状態で保存したいなら、別方法でWindowsの画面をキャプチャすればよい。

元の表示サイズに戻すにはこのスイッチ。

おまけ

tinySA.exe

ダウンロードサイトを見ると別のツールがあることにも気づく。

tinySA.exe」というのがあるので、ダウンロードして動かしてみる。

COMポートを指定したら立ち上がった。上の真ん中あたりの「Auto settings」を押すだけで、スイープしてくれる。

適当にいじってみた。

マーカも表示でき、こちらはdBc表示。シンプルで、これはこれで使えそう。とは言え、公式サイトでは触れられていないようなので、テスト的なものなのかも。

tinySA-Saver

NanoVNASaverをベースにしたツール。

This python SW is not recommended for Windows users

と記載があるので止めておいた方がいいのだろうけど、まぁ、お試しということで。

起動はできたけど、測定結果の表示ができない。あれこれいじっているとすぐに落ちる。まぁ「This python SW is not recommended for Windows users」なので仕方ない。


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