KTR-12、ダブルスーパーヘテロダイン化までできたので、続いてはBFO回路の追加。JR0DBKさんの解説はこちら。
まずは、基板作り。ボリューム基板などのついでに作った。正確には逆で、BFO基板を作るついでにボリューム基板などを作った。

CやRはチップ部品でもリード部品でも実装できるようにしてある。74HCU04は手持ちの都合でDIP品(買ったのは数十年前…)。
回路はJR0DBKさんのものと同一。


受信基板のピンヘッダに接続。


まずは、発振状況のチェック。上が発振部の出力(R3とR4の中点)、下がバッファ通過後(C6の後ろ)。JR0DBKさんの説明通り、フィルタを兼ねたバッファを通過後はだいぶ正弦波っぽくなっている。
動作確認。シグナルジェネレータ機能をオンにして無変調を受信。続いてBFOをオンにしてビートが聞こえることを確認。大丈夫そう。
キャリアよりも上にズレても下にズレてもビートが聞こえてしまうけれど、それはしょうがない。CW機じゃないのでスッパリ切れるフィルタが付いているわけじゃないから。下にずらしたほうがよく聞こえる(音が大きい)。フィルタがそっち側にズレているのかな?
実際の受信の様子。たまたま聞こえたCQ。
期待通りに聞こえたけれど、ホワイトノイズがあまりにもやかましい。AM(A3E)の受信ならキャリアを受信しているはずなのでこれほどのノイズは聞こえないが、CWだとちょっと、いや、かなり厳しい。
改めてオーディオアンプ部の回路を見てみるとこうなっている。

帰還抵抗R7にパラにCを入れて高域を落としてみるか。R7は100kΩなので、470pFをパラにするとカットオフ周波数は3.4kHzくらい。A3Eを聞くのにも問題ないだろう。下のビデオがR7に470pFのパラ付けを試している様子。だいぶ静かになる。
計算上は3.3nF(3300pF)にするとカットオフ周波数は500Hzくらいなる。CWにはいいかもしれない。が、AMでは低すぎ。スイッチで切り替えると良さそうだけど、アンプのフィードバック回路の中に長い配線を入れるのは気持ち悪い。まぁ、470pF・fc 3.4kHzがとりあえずは妥当なところか?
【余談】
A3Eの占有周波数帯域幅の許容値は通常は6kHz(なので、音声は3kHz)。しかし、50・144・430MHz帯は妙に広くて25kHz。中波放送は15kHzなので、いっぱいまで使えばそれよりもHi-FiなAMが実現できる。

さらに、「令和五年総務省告示第八十号(無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別)」、要はバンドプランだけど、こちらも確認が必要。例えば、50MHz帯に関してはこう。


大雑把に言えば、注が何もない51から54MHzなら40kHzのA3Eが可能(なはず)。違った。25kHzだった。ややこしい…。


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