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14/18/21/50 マルチバンドダイポールの分割を検討

マルチバンドダイポールをなんとかしたい

現用のマルチバンドダイポール。

  • 最初は14MHzモノバンドで作り、
  • そこに18MHzを追加。
  • その後、21MHzを追加。
  • さらに、50MHzを追加。

これが一年ほど前。

マルチバンドダイポールに50MHzのエレメントを追加
14、18、21MHz マルチバンドダイポールに50MHzのエレメントを追加した。ことの発端は、CG-3000が50MHzに対応していないこと。そこで、こちらで50MHzを使えるようにしようかと。 全体を通して測定した結果がこれ。 14MH...

14/18はそこそこいい感じなんだけど、21/50がイマイチでエレメント長や張り方を変えたりしてみたけどどうにも良くならない。それが去年の秋・冬でそのまま放置。

やっぱりどうにかしようということで、まずは現状を確認しておく。去年、いろいろいじっていたときに、21も50も単体ならわりといい様子だったのでそのあたりも含めてチェック。

14MHz、18MHz

エレメントを14/18の2バンドに減らした状態。

14MHzでインピーダンスが高いのは、逆V形状というよりも水平ダイポール、正確には傾斜ダイポールだからか。エレメントの片方は下がっているが、もう片方は給電点よりも高くなっている。

18MHzは逆Vというほど逆Vでもないけど、それでも14MHzのエレメントよりは逆V寄りの形状。帯域が妙に狭いのは、屋根(金属)に近いから?とはいえ、18MHz帯はアマチュアバンドが狭いので特段困りはしない。

14MHz、18MHz、21MHz

21MHzのエレメントを追加。

14/18は特段の変化なし。21も思ったよりいい。

14MHz、18MHz、21MHz、50MHz

さらに、50MHzのエレメントを追加。

まずは、先ほどと同じ範囲。

スキャン範囲を50MHz帯まで広げる。

あれ?思ったよりいい。14/18/21は先程と同じで、50もまぁ使えないこともない。が、ずいぶんと帯域幅が狭い。体験的には、ダイポール系ではもっと帯域幅が取れるはず。やはり、互いのエレメントが影響しているか?

21MHz

ここで流れを変えて21MHz単体で測定。

やはり、ずいぶんスッキリ落ちてくれる。SWR 1.5以下の帯域が1MHz以上ある。ただし、共振周波数が19.8MHzくらいに下がっている。というか、これが本来の姿なんだろう。14/18/21のときには21.2MHzくらいで共振していたが、他のエレメントの影響があるのだろう。

50MHz

同様に、50MHz単体。

こちらも共振点が下がり、帯域幅は広がる。

21MHz、50MHz

エレメントを21/50の2バンドで。

互いの影響が少しくらいはあるかと思ったけれど、21/50それぞれのモノバンドと同じに見える。50MHz帯のSWR1.5以下の幅は4MHz位取れそうだし。この2バンドはまとめても良さそう。

ということで、14/18、21/50の二つに分割するのが良さそうな感じ。

再び、14MHz、18MHz

とりあえず、14/18だけにしておく。念のため再測定。

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