RSP1A
SDRのRSP1Aを購入した。購入先は、日本正規再販店の(有)アイキャスエンタープライズ。SDRplay社(英国)に発注すれば本体は安いけど送料が高い。日数もかなり掛かるだろう。そう考えると、国内での購入はメリットが大きい。
この前に「RSP1」というモデルがあったようで、それとの大きな違いはADコンバータが14ビットになったことみたい。
さて、RSP1A、国内だし在庫もあったため、すぐに届いた(レターパックで)。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/RSP1A_01.jpg?v=1591035009)
内容物は、RSP1A本体、USBケーブル、保証書など。オマケでHPFを入れてくれていた(NanoVNAで特性を見たら、中波帯カットのフィルタだった)。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/RSP1A_02.jpg?v=1591035291)
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/RSP1A_03.jpg?v=1591035296)
NanoVNAとサイズ比較。
開腹はどうしようかと思ったけど、開けてみた。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/RSP1A_04.jpg?v=1591035312)
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/RSP1A_05.jpg)
ケースはプラスチックだけど、内側にはシールド目的の導電塗料が塗られているとのこと。
ケース内部に銅箔テープを貼ったという例も見られる。
いずれやってみるかなぁ…。ともかく、今はそのままフタを閉めた。
RSP1Aのマニュアルはこちら(SDRplay社)。
PCとの接続はUSBケーブル一本だけ。自動認識される。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/RSP1A_01.png?v=1591098676)
SDRuno
RSPシリーズには専用のSDRソフトウェア「SDRuno」が用意されている。日本語のマニュアル類がアイキャスさんのサイトにあり、助かる。
以下、実際に受信してみた様子。
放送
中波
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_MW-600x325.png?v=1591036572)
短波
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_SW-600x325.png?v=1591037103)
FM
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_FM-600x325.png?v=1591036683)
エアバンド
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_air-600x325.png?v=1591036787)
アマチュア無線
3.5MHz帯 SSB
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_3R5_SSB-600x325.png?v=1591036596)
7MHz帯
CW
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_40m_CW-600x325.png?v=1591037221)
夜中の静かな時間帯だったのであまりいない。
SSB
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_40m-600x325.png?v=1591036943)
改めてにぎやかな時間帯で。CWもたくさんいる。
FT8
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_40m_FT8-600x325.png?v=1591037354)
WSJT-Xと接続してデコードしてみた。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_40m_FT8_dec-600x394.png?v=1591037385)
SDRunoとWSJT-Xの接続は、安直に外付けのUSBオーディオインタフェース経由で直結。PCの中で仮想的につなげるとスマートなんだけど、そう言う仮想オーディオ・インタフェースを持っていないので、物理的手段で解決。
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_40m_FT8_01-600x557.png?v=1591037663)
SDRunoのAFの通過帯域(フィルタ)を広げたらスッキリした。
430MHz帯 FM
![](https://www.jh4vaj.com/wp-content/uploads/2020/06/SDRuno_430-600x325.png?v=1591037751)
まとめというか、感想というか
SDRuno、高機能すぎて使いこなすのは大変そうだけど、操作自体は割と簡単。ただし、起動にかなり時間がかかる。うちの環境の問題なのかなぁ?
HF帯の感度はRTL-SDR V.3よりもずっといいという印象。当り前か。
コメント
このソフトで使える様なので、導入しようか思案中です。
https://youtu.be/0wvJ3xqOiTo