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音声合成を使った送信実験

割と近所の方が、カーチャンクサーバを稼働させてくれた。カーチャンクサーバは、JQ1SRNさんが頒布しているキット。

これの「音声デジピータ」機能(オウム返し機能)を使ってちょっとした実験を行ってみた。こちらからは「PCによる合成音声」を送信してみようというもの。

以前から合成音声による送信実験はやってみたいと思っていたのだけど、なかなかチャンスがなくて。送信して自分でモニタするのなら簡単だけど、それはあまり面白くないし。かと言って、こちらが合成音声で送信してどなたかに相手してもらうのも何だし、それに、自分じゃ聞けないし…。

そんな中で、このカーチャンクサーバの音声デジピータ機能。これなら、自分で送信したものを録音して折り返してくれるので、誰かに時間を割いてもらって相手してもらう必要もなく、また、自分でも聞ける。正にぴったり。

実際に送信して、折り返してもらったものがこれ。

最初の信号強度と録音時間のアナウンスがカーチャンクサーバによるもの。その後が私が送信したものの録音(折返し送信)。ちゃんと送信できている。

【システム構成】

  • 棒読みちゃん(音声合成ソフト)
  • WaveGene(カーチャンクサーバを開くためのトーン発生)
  • PCWI01(PC – リグインタフェース)
  • WSJT-X(PTT制御)

今回の実験は、トーン機能のない2mモノバンド機でカーチャンクサーバにアクセスするためにWaveGeneを使ってみたのが始まり。これが上手く行ったので、それなら音声合成も試せるかもと思ってやってみた。

PTT制御は、リグにVOX機能があればそれを使うのが楽だと思う(TR-751にはない)。ただし、その場合はPCのシステム音などで送信にならないように注意(オーディオ・インタフェースを分ける)。

なお、音声合成を使うことについては届出済み。

諸元表に「電話」を追加して届け出
「音声合成を申請したいのだけど」と、総通に電話して聞いてみた。前提条件(現状)は以下。 すでに「パーソナルコンピュータによる変調」で免許を受けている 付属装置の追加はない(JT65などのための物をそのまま使用する) 送信機系統図にも変更はな...

このときからやってみたいと思っていた実験がようやく実現できた。二年越し(笑


【追記】

430でも実験してみた。

今回はリグにトーン機能があるのでそれを使った(WaveGeneは使っていない)。

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