電鍵をつないで打鍵すれば音が出る、いわゆる「モールス練習機」です。TTCW02から、03、04と少しずつ改良し、昨年、TTCW06を頒布しました。その後も再頒布のリクエストをちょこちょこいただおり、せっかく出すのならと、また少し改良して頒布することにしました。
そもそものこのシリーズの発端は、とあるエレキーを買ったら音があまりにもしょぼくて（電子ブザーの類）練習する気が起きないので、外付けでリグのサイドトーンのような音で鳴らせる装置を作ったこと。それを、これまた色々とあって頒布することになり、TTCW02としてリリースしました。
TTCW02の頒布が終了した後、発振を安定させるためにバッファアンプを追加したり、スピーカを変えたり（音というよりも作りやすさ）、チップ部品化してあらかじめ実装しておくようにしたりといつの間にかだいぶ歴史を積み重ねてきました。
今回の改良のポイントは、音をさらにきれいにしたこと。発振部（正確にはバッファアンプ）のあとにLPFを入れて倍音成分を少し落としました。これでより正弦波の純度が高くなりました（少しではありますが）。機能面ではTTCW06と同一です（サイズも同一）。
詳細と頒布についてはこちらのページをご覧ください。
なお、これはハムフェア用に準備しているものです。今回は先行で少数の頒布です。
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