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WinMergeでリストアしたデータとコンペア

データをリストアしたHDD、古いHDDと交換して最終的にこういう状態。

Dドライブは、交換前のHDDがすでに読めないセクタがあり、クローンを作れなかったのでバックアップからリストアしたもの。一週間くらい前のデータ。

Eドライブは、クローンを作れたので、丸コピー。

Hドライブは、元のDドライブをコピーしたもの。データは新しいけど、一部データが壊れている(ファイルがない、ファイルが読めないなど)。

少しでも多くサルベージしたいので何が壊れているか、何がなくなっているかをチェック。そのためにWinMergeを使ってみる。

DドライブとHドライブを丸々比較。容量が数百GBもある上に、同じHDD上の別パーティションとの比較なのでものすごく時間がかかった(シークしまくりでHDDには結構な負荷だったか?)。半日以上だったかな。一日はかからなかった。

「ファイルを比較できません」というのがかなり(と言っても数十個)あった。それらをまとめて「最新情報に更新」。

これで結構減ったけど、それでもいくつかは比較できないまま残った。

Evernote関係がほとんど。ここ最近は使っていないので大丈夫かな?SkyDrive(OneDrive)関係が一つ。気にはなるが、どうするかアテがないので放置。

「バイナリ ファイルは異なっています」が多々。いずれもiPhoneノバクアップデータのようなので、おそらく問題なし。

こちらは写真をおいているフォルダ。Thumbs.dbなので問題なし。

こっちは写真そのもの。「ファイルは異なっています」ということだけど、バックアップからリストアしたものは大丈夫なはず。実際、リストアしたものは写真として開けた。コピーしたものは開けなかった。バックアップの勝利。

「右側のみ」ってことだけど、$RECYCLE.BINってことはゴミ箱なのでこれも問題なし(ゴミあさりしない限りは)。

同じく「右側のみ」で、こちらはiPhoneのバックアップデータ。これも放置でOK。他にも「右側のみ」のファイルがあったけれど、いずれももはやいらないものばかりだったのでこの機会に廃棄。いらないファイルを相当溜め込んでいることがよくわかってしまった…。

「左側のみ」はバックアップからリストアできたけど、ファイルコピーでは持ってこられなかったもの(破損しているってこと)。バックアップの日に戻ってしまったわけだけど、いずれも最近は更新していないファイルばかりだったので問題なし。バックアップしておいて良かったと痛感。

今回の一連の騒動を通じてわかったのは、「代替処理保留中のセクタ数」のアラートが上がったらHDDはダメになったと思った方が良いということ。代替セクタ処理を行えばHDDとしては回復するのかもしれないが、データはすでに失われている可能性が高い。また、「代替処理保留中のセクタ数」はどんどん増える傾向にあるので、すぐにHDDリプレースの処置を行うべし(失うデータが少ないうちに)。また、バックアップは重要。お陰で被害を小さく抑えられた。

おまけで、今回のHDD(WD60EZAZ)のCrystalDiskMarkの結果。

シーケンシャルアクセスはビックリするほど速い。記録密度が高いからだろうな。一方、ランダムアクセスは1MB/sを切っており、一昔前のものより遅いくらい。ヘッドのシークという機械的な速度に支配されるのでどうしようもないのかな。

PC
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コメント

  1. 12345 より:

    遅いのはSMRだからでしょ