サイドパネルは下の写真のようにつながった状態で製造しています。あらかじめカットしてありますが、バリが残っていると思いますので、ヤスリがけしてください。側面パネルには突起があります(う上部二か所、下部三か所)。バリと間違えないように。

チップ部品はすべて実装済みです(77点)。

ジャック類などをハンダ付けします。定石通り、背の低い部品から取り付けるのが良いと思います。一番背が低いのはICソケットでしょう。
内蔵スピーカ用のコネクタJ5も背が低いです。足の間隔が狭いので、ショート(ハンダブリッジ)しないように気をつけてください。

ジャック類は、まずは足を一本だけ仮付けしてパネルを当てて収まり方を確認してください。

そのまま、他のジャックや可変抵抗も同じように足を一本だけ付けて収まり方を確認・調整してください。穴の「アソビ」を少なめにしているため、傾いて取付けてしまうとパネルが入らなくなります。
4極のジャックは足が短くて基板の外に足が出てきません(本来なら足が外に出てくるはずなのですが、足の短い仕様のものが送られてきてしまいました…)。ハンダコテをしっかり当ててハンダを流し込めば大丈夫です。

LEDの取付けは下の写真を参考にしてください(極性に注意)。


LEDもパネルを当てて出具合を調整してください。穴は大きいですが、後でキャップを被せるためです。
パネルの裏側の二本線は基板の位置を表しています。

すべてのジャック類が上手く収まることを確認した後、残りの足をハンダ付けしてください。

後面も同様です。まずは一本だけ足を仮付けして、パネルへの収まりを確認し、最後に残りの足をハンダ付けです。

DCジャックの足は長いため底板に当たってしまいますから、カットしてください(はんだ付けの前にカットするほうが良いかも)。他の部品はおそらく当たらないと思いますが、当たりそうならカットしてください(当たる可能性があるのは、スイッチ付き可変抵抗のスイッチ側と、半固定抵抗くらいだと思います)。
ピンヘッダはJP1(3ピン)とJP2(2ピン)です。J11もピンヘッダ用ですが、ここは実装しません(マイコンへの書込み端子で、通常運用では使いません)。

スピーカへのワイヤは外側の端子へハンダ付けしてください(内側の端子はボイスコイルが付けられているので触らないように)。プラス・マイナスはどちらでもOK。スピーカはM2.5のビス、ワッシャ、ナットで天板に固定してください。天板にはエレキーのコマンドを記載しています。片面が日本語、他面が英語です。お好みの方をお使いください。

半固定抵抗は、下の写真の位置を基準にすると良いと思います。

左から順に次のとおりです。
- mic gain: 外付けのマイクをつないだ場合のマイクゲインです。二倍の増幅回路を入れてありますので、中間点がゲイン1、つまり、マイクを直結した場合と同等です。
- tone gain: 送信するトーンの音量です。絞りすぎると変調が浅くなり、大きすぎると音が歪みます。無線機次第ですが、概ね9時~10時あたりが良いかと思います。可能なら別の無線機で受信して音を確認してください。
- sidetone level: 本機で鳴らすサイドトーンの大きさです。受信音量とのバランスによって必要に応じて調整してください。概ね1時~2時あたりが最大です。これを超えると歪みが生じます(多少歪んだとしても大音量が欲しいという用途があるかも知れないので、その余地を残してあります)。
- tone delay: 送信するトーンの遅延時間です。0~1秒の範囲で調整可能です。相手のスケルチが開くまでの時間を稼ぐために遅らせます。中間の0.5秒程度で良いかと思います。
- PTT hold: トーン送出後に送信状態を維持する時間です。トーンの終了と同時に送信を終了すると受信側ではスケルチが開いたり閉じたりで非常に聞きづらいので。要するに、セミブレークインの保持時間です。これも0~1秒の範囲で調整できます。
最後にケースの組立て。
まず、底板にM3x10(つまり、長い方)を差し込みます。

天板をあてがい、裏返します。この写真では先に天板にスピーカを付けてしまったため、ちょっとやりづらいです。スピーカを付ける前のほうが良いでしょう(天板を使う必要もないので、他の適当な板でも構いません)。

裏返して置き、ビスにワッシャを通します。また熱伝導ゴムの保護シートをはがして貼り付けます。

熱伝導ゴムの上に三端子レギュレータが載る向きで基板を載せ、スタンドオフを取り付けます。

LEDにキャップを被せ、前後のパネルを取り付けます。パネルは3.5mmジャックや可変抵抗で固定します(通常は「パネルに固定」しますが、本機では「パネルを固定」します)。
スピーカのコネクタを挿し込み、左右の側板を立てます。

天板を載せて側板の突起と嵌合させ、ビスで固定します。

最後に底板にゴム足を貼り付けてください(必須ではありませんが)。
可変抵抗のつまみは緩い場合があります。そのときはアルミフォイルや紙、テープなどを挟み込んで調整してください。
