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QSOパーティの書類をミニレターで送ってみた

今年もJARLのQSOパーティに参加したので、書類を提出する。書類(サマリシート、ログシート)の作成は、去年と同じくTurboHAMLOGからctestwinを経由して印刷する。

今回は、前回の「課題」としておいた「ミニレター(郵便書簡)」での提出をやってみる。ちなみに、ミニレターのメリットは、料金が安いこと。現在、定形郵便物が82円なのに対して、ミニレターは62円(ハガキと同じ)。封筒と一体型なので、封筒代もかからない。

まず、重量の問題。ミニレターで送れるのは25gまで。これを超えると定形外の料金になる。秤で計ってみると、返信用のミニレターと、A4用紙を二枚ほどで約20g。これなら、サマリシートと20局分のログシートの同封は可能。ログシートをもう一枚くらい入れられそうだけど、20局分でいいので無理することもない。印刷枚数も少なくて済むし。なお、ctestwinではログシートの印刷がバンドごとに分かれることに注意。

これで、普通に宛名などを書いて送ればいいのだけど、折角なので(?)宛名は印刷してみる。使う宛名書きソフトは「二刀流宛名印刷」というフリーウェア。

免許申請などでもお世話になっている。大変ありがたいツール。

しかしながら、残念なことに「二刀流宛名印刷」の対応封筒の種類にミニレターはない。なので、そこをなんとかしようというのがこの記録。書いとかないと絶対に忘れる。

まず、ミニレター。

組立時(上下の蓋の部分も折り曲げた状態)の寸法は、実測で約92×164だった。まずは、このサイズに切った紙を何枚かテスト印刷用に用意する。

「二刀流宛名印刷」を起動して、宛名等を入力する。封筒としては、ミニレターの寸法に近い「洋形2号(114×162)」を選択。そうすると、プリンタ設定の方は自動で「長形3号」が選ばれた。これは、プリンタ側が対応しているもののうち、少し大きいものが選ばれるみたい。なので、使うプリンタによって変るのだろうと思う。

「プリンタ設定」の「プロパティ」をクリックすると、プリンタのプロパティ画面が開く。

「標準印刷」を選んだけれど、今になってよく見ると下の方に「封筒印刷」が隠れている。これを選んだ方が良かったのかも。それはそれとして、重要なのは「ページ設定」。ここで「180度回転」にチェックを入れる。

180度回転を行うのには、もちろん理由がある。このプリンタでは封筒印刷だと天地逆に用紙をセットするように指示されるのだけど、プリンタに設定した「長形3号」よりもミニレターは短いため、下から印刷すると印字がはみ出てしまう(位置合せが下基準になる)。180度回転して位置の基準を上にすればはみ出さないで済む。

これで「印刷実行」する。

用紙設定の指示画面が表示されるが、180度回転させるので、この指示は無視して、奥の方に用紙の頭が来るようにセットする(かつ、このプリンタではセットした裏に印刷されることにも注意)。

この画のように、封筒の蓋が開いた状態を想定しているため、通常は、下基準にしないと位置決めが上手くいかないのだろう。

テスト用紙で何度か試して印刷位置を確認する。

位置が決まったらいよいよ、ミニレターに印刷。頭合せなので、ミニレターの上の蓋は折っておく。

ミニレターの横は糊付けしておいた。その方が余計なトラブルが起きないかと思い(確証はないけど)。なので、糊がしっかり乾いてから印刷する。

次の年以降は糊付けせずに印刷している。問題なし。なお、ミニレターの手紙部分はカットしている。

と、さんざん苦労したわりには、本番では位置がズレてしまった^^; それと、テスト印刷時に印字が用紙からはみ出たことがあった影響か、汚れが付いてしまった。幸い、切手に相当する部分は汚れていないようだが。いずれにしても、日本郵便さん、ごめんなさい。

返信用の自分の住所を入れたものではきちんとズレずに印刷できたので、「二刀流宛名印刷」での位置合せは問題なかったのだと思う。プリンタに用紙をセットした際にズレたか?また、こっちの方を後に印刷したので、余計な汚れも付いていない(先程の印刷で内部がクリーニングされた格好)。

あとは、返信用のミニレターの底も糊付けして(蓋は糊付けしないように(笑))、サマリシート、ログシートと共に往信用のミニレターに入れてポストに投函。

少し反省点を上げるなら、ミニレターの中に折り込まれる文面部は切断した方が良かったかもしれない。普通に組み立てると、その個所だけ紙厚が四枚分になってしまい、プリンタにとっては想定外の厚さかもしれないから(普通の封筒なら、最厚部で三枚分)。これは、来年の課題だな。

最後に、こんな面倒なことをするよりも、宛名を手書きした方がよっぽど早いことは言うまでもない。


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