不要発射の「スプリアス領域」、ざっくり言えば高調波を測定してみる。

素の状態
まずは、UV-K1そのまま。
145MHz

60dBのアッテネータ(40+20dB)を挿入。表示はそれを補正した値。
まず、基本波は36.1dBmなので、約4.1W。
第二次高調波が大きい。-48.1dBc。それより上は-60dBcよりも小さいようだ。
433MHz


測定範囲が広いので二分割した。
基本波は36.4dBmなので、約4.4W。
こちらは、第二次時高調波と第三次高調波が大きい。それぞれ、-52.9dBcとー46.5dBc 。それより上は、-60dBc(-23.6dBm)よりも大きいものはなさそう。
LPF装着
UV-K5用に作ったLPFを付けて高調波が落ちるか確認。

145MHz

第二次高調波が-66.9dBcまで落ちてくれた。上の方も問題なさそう。
LPFを付けたほうがマッチングが良くなるのか、出力が少し上がった。37.0dBmなので、約5.0W。
433MHz


こっちは挿入損のせいか、出力がちょっと落ちた。35.5dBm、約3.5W。
なので、-60dBcは-24.5dBmということになるが、それを超えるものはなさそう。3GHzあたりが盛り上がってはいるが、これはtinySA Ultraのノイズフロア。RBWを下げればノイズフロアを下げられるけれど、測定時間が大幅に伸びるので妥協。-24.5dBmは下回っているし。
測定に関しての補足
広範囲のスプリアス測定は測定時間がどうしても長くなるので、連続送信でUV-K1本体がかなり熱くなってしまう。あまりにも長時間の連続送信はさすがにまずそうなので、ときどきtinySA Ultraの掃引をポーズして、送信を止めてバッテリを外して本体を冷ました。その間にバッテリの充電も。ある程度冷ましたところで、送信を再開し、掃引のポーズを解除。これを何度かやって測定した。測定結果には問題はないと思うが、一応、メモとして残しておく。
JARD保証と免許
内部の分析結果を元に送信機系統図を作成し、今回のスプリアス測定結果を添えて、JARDに保証を依頼。

JARDの保証が受けられたので、総通に変更申請。

無事、審査終了となった。これで送信機として使える。





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